・・・この科学館の巨大な「球体」を写真で見て、いつか行ってみたいと思っていました。そして、とうとう実現したのです。
《名古屋市科学館》
460-0008名古屋市中区栄二丁目17番1号(芸術と科学の杜・白川公園内)052-201-4486
http://www.ncsm.city.nagoya.jp/
市政70周年の記念事業の一環として建設された。1962年11月3日にプラネタリウムをメインとした「天文館」が、2年後の1964年11月1日に物理・原理・技術といった内容を紹介する「理工館」(りこうかん)が開館。1989年4月29日には、生命・生活・環境を紹介する「生命館」が開館するとともに既存館の大改修も行われ、総合科学博物館としてリニューアルされた。テーマは「みて、ふれて、たしかめて」。展示室14フロアに実際に触れて体験出来る展示物があり、実験・実演ショーも1日数回行われる。当科学館の目玉であるプラネタリウムは月ごとにテーマを替えて、星の神話以外にも、その月の天文現象や宇宙の膨張、ブラックホールといった天文学的な内容までも、学芸員自らが制作したCGや最新映像機器等を駆使しながら分かりやすく解説する。2011年(平成23年)3月19日よりリニューアルオープンした。2013年(平成25年)3月26日には地球科学等の自然科学分野における教育・研究活動の連携のため、名古屋大学博物館と相互協力に関する協定書を締結した。2020年度には、愛知県内にゆかりのあるノーベル賞受賞者の業績を紹介する施設を開設予定である。
《名古屋市美術館》
460-0008名古屋市中区栄二丁目17番25号(芸術と科学の杜・白川公園内)052-212-0001
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/
名古屋市美術館 改修工事に伴う臨時休館しておりますが、★2021年1月6日(火)に再開します。
この美術館は、市の中心にある緑豊かな白川公園の中に建っています。欅などの樹林に囲まれた敷地は、南北に長い三角形状をしており、公園全体の容積、建ぺい率などに厳しい制約のあるなか、名古屋市出身の建築家★黒川紀章により、世界に誇ることのできる本格的な美術館として設計されました。建築は、1層を地下に埋込み、高さを2階建に抑え、敷地形状に合わせた南北の主要な軸と北西に開いた副軸とによって基本的構成がされています。地階には常設展示室、収蔵庫があり、地下の圧迫感を柔らげている3層吹抜けのロビーや、ゆるやかな拡がりを持つサンクンガーデンもあります。1、2階には、国際的規模の企画展が可能な企画展示室があり、上部トップライトには、完全遮光パネルと半遮光の乳白パネル(紫外線カット)が装備され、自然光による多様な演出が可能となっています。そして、随所に日本の伝統的手法と色彩が盛り込まれており、西欧と日本の文化、あるいは歴史と未来の共生がこの建築の主要なテーマとなっています。内部のドア枠、窓には、西欧の建築様式や江戸の天文図等が引用され、梅鉢の紋や茶室の模擬などが取り入れられ、同様に屋外にも木曽川の風景、名古屋城の石垣など、物語性をつくりだすための記号が配置されています。これらの様々な仕掛けを、床、壁、天井そして建物まわりから読み取ることができ、新しい発見があるのも、この美術館の特色の一つです。
・・・野外のオブジェたちは、工事に関係なく展示が見れるのでありがたいことです。
・・・様々な工事や再開スケジュールが、新型コロナ禍の影響でずれこんでしまっています。ジッと我慢の時ですね。
《NEWS》2020.10.13中京TVより
あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室、来年3月開設へ/愛知県・名古屋市
愛知県と名古屋市は、地元ゆかりのノーベル賞受賞者の業績などを紹介する施設を来年3月に共同で開設すると発表しました。来年3月23日、名古屋市科学館の生命館地下2階にオープンすると発表されたのは★「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」です。愛知県や名古屋市ゆかりのノーベル賞受賞者8人の研究内容などを壁一面の映像で見ることができるほか、受賞者の研究者人生などを学ぶことができるタッチパネルディスプレーなどが展示されるということです。県と市は、次世代の科学技術を担う人材育成などを図りたいとしています。