名古屋へ(8) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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《市政資料館(公文書館)》

★重要文化財「旧名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所庁舎」

461-0011名古屋市東区白壁一丁目3番地/052-953-0051

https://www.city.nagoya.jp/shisei/category/52-7-0-0-0-0-0-0-0-0.html

名古屋市市政資料館の建物は、大正11年(1922)に名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所庁舎として建設されて以来、昭和54年(1979)に名古屋高等・地方裁判所が中区三の丸一丁目に移転するまでの60年近い間、中部地方の司法の中心としての役割を果たしてきました。その後、名古屋の貴重な文化遺産としていつまでも残してほしいという市民の要望に応え、市が国や県の補助を受けて建物の保存・復原工事を行い、平成元年(1989)からは国の重要文化財(昭和59年・1984年指定)であるとともに、名古屋市の公文書館の役割を担う名古屋市市政資料館として建物を保存・公開しています。重要文化財指定を受けているのは、赤い煉瓦と白の花崗岩を組み合わせた荘重で華やかなネオ・バロック様式の外観、ステンドグラスや漆喰塗り、マーブル塗りなど高度な技術が使われている中央階段室、内装の美しい三階復原会議室であり、いずれも建築当時の姿に復原されている部分として、館を訪れる方にとっての見所となっています。

 

平成183月から愛・地球博 名古屋市パビリオン「大地の塔」に関する常設展示もご覧いただけるようになりました。50インチディスプレイに映し出される「大地の塔」万華鏡の模様映像(25)や、大地の塔総合プロデューサーを務められた藤井フミヤさんが、大地の塔の展示内容を説明している全体の説明映像(25)などを展示しています。

 

・・・来館してすぐに「留置場」の見学、いやあまいったなあ。

 

平成18年3月から愛・地球博 名古屋市パビリオン「大地の塔」に関する常設展示もご覧いただけるようになりました。50インチディスプレイに映し出される「大地の塔」万華鏡の模様映像(約25分)や、大地の塔総合プロデューサーを務められた藤井フミヤさんが、大地の塔の展示内容を説明している全体の説明映像(約25分)などを展示しています。

 

・・・「県庁」「市庁」ついでに「市政資料館」と立ち寄ったわけですが、とんでもなく主役級の建物で驚愕、個展を開催されていた古河原二葉(二科会)さんにお聞きすると「まだまだあるでえ~」ということでした。おそるべし。

 

《愛知県議員会館》(旧大喜多寅之助邸)/設計:愛知県営繕課神保技師1920

461-0017名古屋市東区東外堀町59

元々は名古屋市長も務めた弁護士・大喜多寅之助の自邸兼事務所であった。大正9年(1920)に建てられた邸宅は、木造平屋建の洋館と木造二階建の日本家屋、土蔵で構成されており名古屋市の中心街に残る数少ない戦前の邸宅建築である。東外堀町は旧名古屋控訴院(現名古屋高等裁判所)庁舎に近いため、裁判所が移転した現在も法律事務所が多く存在する。それらの多くが長屋建ての中で、弁護士事務所を兼ねた洋館と重厚な土蔵を備えた旧大喜多邸はひと際広壮な構えを見せている。大喜多寅之助(1868~1961)は岐阜県の出身で、名古屋弁護士会会長、名古屋市会議長、名古屋市長(在職1921~1922)、中京法律学校(現中京法律専門学校)校長など名古屋の法曹界・政界・教育界で活躍した人物である。住居部分の前庭を挟んで南側に平屋建の洋館があり、この部分を弁護士事務所として利用したといわれる。昭和27 (1952)年に愛知県の所有となり、議員の宿泊や会合に使用。

 

・・・改修工事中、大切に使用されているのですね。素晴らしい。