縄文スリッポン | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・堺・山之口商店街「紙カフェ」さん「ギャラリーいろはに」での会話が、そもそもの始まりでした。「ハニワ」や「土偶」で盛り上がり、そんな図柄のスリッポンにしようということになったわけです。

 

・・・さらに「縄文」文様を研究するために「縄文の杜」を訪問・見学、スリッポン企画のお話をさせていただくと、とても興味を持ってくださいました。

 

《縄文の杜ふれあい館》

583-0872羽曳野市はびきの3-3-18/072-956-7776

http://atarashiimichi.or.jp/fureaikan/

自然と共生し、穏やかな時代が続いた縄文時代。「縄文の杜 ふれあい館」は、その時代の魅力を余すところなく伝えてくれるスポットです。大迫力で縄文の世界へ誘ってくれるドームシアターをはじめ、博物館さながらの1万年以上昔の出土品の展示も興味深いところ。また、竪穴式住居や環状集落のジオラマから当時の暮らしが感じとれるほか、現代の最先端技術のルーツともされるセラミックスやアスファルトなどの縄文の先進技術を映像で学ぶことも。縄文土器に触れ、当時の傑出した技術の高さを知ることのできるコーナーもあります。人はすべてを支配する立場ではなく、森羅万象と結びついて共に生きていた時代だからこそ、自然の中で暮らす知恵や技術が発達し、人としての謙虚な姿勢や仲間を思いやり助け合う気持ちが色濃かったのだと展示を通して感じさせてくれるはずです。

 

・・・そこで、とりあえず「ココペリ」スリッポンを見本として提供させていただきました。さらに、まだ彩色していない線描段階の「ドグーン先生」「ジョーくん」「モンちゃん」も後日お届けしました。

 

・・・「縄文の杜」様から、スリッポンを履いているところや展示の画像が届きました。ありがとうございます。

 

《参考》「古市鳥飼遺跡」/所在地:羽曳野市南古市

 南古市で古墳時代から鎌倉時代の土器が発見された古市鳥飼(ふるいちとりがい)遺跡を平成22年9月に発掘調査したところ、石川沿の低地にできた小高い丘で縄文時代から生活していたことが明らかとなりました。出土した縄文土器は形や文様から縄文時代中期から後期(今から4000年から3000年前)につくられたことが判りました。羽曳野市内では縄文時代後期の遺跡が城山や西浦でみつかっていますが、当時の生活行動範囲を知るのに重要な発見といえるでしょう。