天理へ(4) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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《天理参考館》

https://www.sankokan.jp/

天理大学付属の文化施設。天理参考館は日本を含む世界各地の民族資料・考古資料を収集展示する博物館で、1930年に開館した。

 

・・・今年、90周年です。

 

天理図書館および天理参考館のコレクションの充実発展については、稀代のコレクターとしての一面もあった中山正善(1905~1967)の力によるところが大きい。中山正善は天理教の開祖・中山みきの曾孫にあたる人物で、天理教第2代真柱(「教主」の意)を務め、天理図書館・天理参考館の開館当時は20歳代の青年であった。中山正善は、天理教の海外布教にあたる人材は、単に語学力を身につけているだけではなく、布教先の国の文化を深く理解する必要があると考え、そのためには世界各国の文化的背景を知るうえで欠かせない実物資料を収集し、参考に供するべきだと考えた。天理図書館・天理参考館の所蔵品の収集はこのような理念から始まった。

 

・・・なぜ「90周年」に敏感に反応するのか?気に留めてなかったのですが、やっとわかりました、母が「90歳」だったのです。納得。

 

・・・そして、参考館でついつい見入ってしまう模様や文様。今制作している「スリッポン」の柄(ガラ)やキャラを無意識に探しているのです。人間って、単純やなあとつくづく思います。そんなもんですね。

 

★天理参考館・天理図書館創立90周年特別展「大航海時代へ―マルコ・ポーロが開いた世界―」/2020年10月21日(水)~12月14日(月)

モンゴル帝国と大航海時代。この二つの大きな時代は、マルコ・ポーロ(伊:1254-1324)と彼が残した『東方見聞録』を一つの結節点として繋げることができます。本展ではこの二つの時代について、当館と天理図書館の所蔵品を一堂に会して解き明かしていきます。マルコ・ポーロの旅行記『東方見聞録』は、のちに多くの写本を生み出して、大航海時代に活躍した人たちのガイドブックとなりました。この書が描く幻想的かつ富と黄金に満ちた東洋(中国とジパング)のイメージは大航海時代を切り開く冒険心の原動力となりました。大航海時代は世界史上はじめて、人・物・文化の交流が全地球規模で始まった時代であり、その波が日本に到達して南蛮文化として華開きます。大航海時代は、いま我々が生きている現代社会へとつながる大きな転換点といえる時代なのです。コロンブス、ヴァスコ・ダ・ガマ、マゼラン、同時代の日本では信長、秀吉、家康と歴史上有名な人物が輩出し、誰もが興味を惹かれる時代です。大航海時代の冒険者たちは、間違った地図と『東方見聞録』を手がかりに大海原を渡ります。本展を通じて、彼らの★

 

夢と冒険のわくわく感をお伝えできれば幸いです。

 

・・・「夢と冒険」のワクワク、今の私たちにあるだろうか?アートを通して「よみがえらせたい」ものです。