・・・なかなかこれと言ったニュースに出会わなかったのですが、ようやく
《NEWS》2020.5.5朝日新聞より
関西世界遺産パワーでコロナに負けるな!『百舌鳥・古市古墳群の町、堺』で唯一の
★純正はちみつ専門店『雅蜂園』と
590-0906 大阪府堺市堺区三宝町2-131-1/072-233-1138
堺の情報を発信し続ける『つーる・ど・堺』★『紙cafe』との夢のコラボはちみつが誕生!!
590-0952堺市堺区市之町東2丁1山之口商店街内夢倶楽本舗/072-228-5201
https://kami-cafe.jp/index.html
https://shop.kami-cafe.jp/?pid=150075759
その名も『古墳なはちみつ』。大阪・奈良・和歌山、世界遺産で繋がる関西3地域から採蜜した、高品質百花蜜をブレンド。さらりとクセが無く、パンはもちろん、果物・チーズ・肉料理など、何にでも合わせて美味しさを引き立てるはちみつです。かわいい古墳パッケージが目印。持ち運びにも便利です。古墳時代から日本に入ってきたといわれているはちみつを、古墳好き紙cafe店主がなんとも古墳な切り口プロデュースしました。箱の説明には書いていませんが、大阪・奈良・和歌山にはとってもオススメの古墳群があるのです。この『古墳なはちみつ』をきっかけに古墳そのものへのご興味も持っていただければ幸いです。
<古代日本とはちみつの歴史>
「百済の太子余豊、蜜蜂の房四枚をもって三輪山に放ち、養う。しかれどもついに蕃息(うまわ)らず」日本書紀 皇極2年(643)日本で初めて「蜜蜂」と記載された文献と言われています。
古墳時代にヤマト王権が確立し、各地から届けられた豪華な献上品のなかに「蜂蜜」の記述もあり、後期には国内養蜂に挑戦する者が現れるほど、古代日本に定着しつつあったはちみつ。古代の大王や貴族達もきっと口にされ、その甘さに驚かれたのではないでしょうか。
・・・他の世界遺産も調べてみますと、
《宮島はちみつ》「はつはな果蜂園」
739-0488広島県廿日市市大野4161番地/0829-20-5268
https://www.facebook.com/hatsuhana.kahouen
世界遺産の島、宮島の観光地から離れた★弥山原生林の中で採取された天然の蜂蜜。宮島でしか採れない味わいをそのまま活かした初夏(6月)と、夏(7月)の宮島はちみつに加え、同じ時期に対岸の江田島で収穫したはちみつをセットにしました。生産場所の違いによる、植生の違いが生み出す味のコントラストがはちみつ好きの方に喜ばれます。
★神々のすむ世界遺産の森
http://miyajima-ropeway.info/nature/
古くから信仰の対象として、そして手つかずの自然が残る弥山では、厳島神社の後背地にある常緑広葉樹(照葉樹)のエリアが平成8年(1996年)に「弥山原始林」として世界遺産に指定されました。その植物の多様性は日本の縮図とも言われるほどで、標高に応じてさまざまな木々を観察することができます。冬でも葉が生い茂り、実りをもたらす照葉樹の森。その森に暮らし日々の糧を得る、シカなどの野生動物。一万年以上前から変わらぬ営みが、奇跡の景観をつくり上げています。
《小笠原ハニー(島ハチミツ)》「瀬堀養蜂園」
東京都小笠原村父島字西町/04998-2-3067
https://ogasawara-shokokai.jp/brand/?p=106
初めて小笠原村に定住した、アメリカ人の直系の子孫、瀬堀エーブルさんが手がけた蜂蜜。ハチの種類は日本ミツバチより一まわり大きい“西洋ミツバチ”で、日本の西洋ミツバチはここ小笠原が発祥といわれています。現在は、父から受け継いで2代目が家族経営にて、島ハチミツを守っております。亜熱帯気候である小笠原諸島には、70種類以上の固有の花があり、パッションフルーツやグアバ、オレンジなど、南国特有の花々からミツバチが集めてできる“島ハチミツ”。ハチミツ特有の甘ったるさがなく、爽やかでフルーティーで、何とも云えない味ベッコウ色で甘みが濃く、しかもしつこくない口当たりは、南国特有の味。この美味しさは、ここでしか出来ない特産物です。
《参考》小笠原島の養蜂/日本養蜂の歴史より
https://history38.jimdofree.com/
・・・世界のハチミツも調べてみました。
《Manuka Honey マヌカハニー》
https://www.manukahealth.co.nz/
マヌカハニーとは、ニュージーランドだけに自生しているフトモモ科に属する常緑低い木、マヌカの木(Manuka:マオリ語、学名:Leptospermum scoparium)から採取されたハチミツです。マヌカの木の野生種は、昔から薬草の木として人々を癒してきました。南半球の夏、12月ごろになると8~12mm位の白い花を咲かせます。園芸種となりますと白やピンク、赤などの美しい花を咲かせます。花が咲いている期間はおよそ4週間で、マヌカハニーを採取できるのは1年でこの4週間だけになります。マヌカはニュージーランドにしか採取できない上に、採取できる期間もほんの短い期間と限られているためとても貴重なハチミツで、高価なハチミツです。世界でも類を見ない特別なハチミツとして、ニュージーランドはもちろん「奇跡のハチミツ」と英国をはじめ世界の国々で愛され続けています。
《世界遺産シュンドルボンの純粋はちみつ》The Sundarbans
バングラデシュ・クルナ管区南部にまたがり、インドに接して広がるマングローブの群生地帯。バングラデシュ側はそのほとんどの地域が政府によって保護されており、1997年世界遺産に登録された。
《オーストラリア「タスマニア島」レザーウッドハニー》
レザーウッド(leatherwood)は、タスマニア島の西海岸中心に生息する低木樹です。南半球の夏(日本の1月頃)になると、白い花や先端がピンク色をしたかわいい花をつけます。花をつけるまでに70年〜120年かかると言われるレザーウッド。蜜を出すまでには平均200年もの歳月を要すると言われる、非常に希少な樹木です。木の枝が皮(レザー)のような茶色っぽい色をしていることから、「レザーウッド」と名付けられたと言われています。世界遺産にも登録されている、島全体が大自然のタスマニア島。空気も水も素晴らしい条件の中で、養蜂を許可されているのはほんの数人だけ。その中でもこの「リンズィ・バーク」さんは養蜂家の第一人者として知られており、品評会ではここ数年毎年金賞を受賞している唯一の生産者で、世界一のレザーウッドハニーの生産者です。レザーウッドの木々はその希少さゆえに、タスマニアでは5人の養蜂農家しか採取許可を持っていません。1年を通して、ほんのわずかしか採取することができない貴重なレザーウッドハニーは、こぼれ出る濃厚な香りが特徴です。クレードルマウンテン国立公園に自生しているレザーウッドから運ばれ、生成される蜂蜜(レザーウッドハニー)は、絶品の一言。オーストラリアで最も信頼性の高い認証であるOFC(オーガニックフードチェーン)認定も受けています。
・・・虫嫌いの人も多いと思いますが、人間はとっても昆虫たちのお世話になってるんですよねえ、感謝。