・・・ギャラリー香で開催中の「主題派美術会員展」に来てくださった方に、折紙のカニ→「折蟹」講習会を実施したところ、ご自宅に帰られてからも取り組んでくださり、さっそく画像が送られてきましたので紹介します。
・・・この「折蟹」は、私が美大受験のため通っていた研究所の先生がデッサンの合間に教えてくださったもので、「折り紙もデッサンやで」という言葉を今でも覚えています。いろいろな折紙の本を探しても「折図」が掲載されておらず、まさしく人からひとへと「伝承」していくべき折紙です。残念ながら恩師は亡くなりましたので、今となっては私が機会あるごとに伝えていくしかないと、使命を感じている今日この頃です。このブログをご覧になった皆様にもぜひ伝承に一役買ってくださることを期待しております。
・・・この「折図」は私のオリジナルで、伝承のために作成しました。折り方の基本は「鶴」で、四羽の鶴が羽をあわせている状態に折っていき、最終段階に、鶴の「首と尾」になる部分を「蟹の脚」としてカクカクと折ります。なかなかわかりずらいとは思いますが、著作権等は放棄しておりますのでどうぞ拡散していただき、多くの方々にチャレンジしていただけたらと願っております。
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