霜月祭(7) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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《米田邸》寺内町

 

・・・造り酒屋を営んでおられたそうです。今日は、「水彩画・染」親子展を公開してくださいました。素晴らしい作品なのでお話を伺うと、「有秋会」の審査員もされていたということでした。

 

 

《参考》「有秋会」

昭和16年に、日本画家★久保田耕民が中心となり、流派を超越して、各自の個性を尊重し自由に作品を発表する機関として組織され、第1回展を開催して以来、第77回展を迎え現在に至る、誇るべき歴史ある会です。毎年10月には大阪市立美術館で、公募展として有秋会展が開催され、3月には、心斎橋で小品展が開催されます。

※公募第77回有秋会日本画展/2019年10/9(水)~10/14(月)於:大阪市立美術館

 

 

【久保田耕民】(1890~1969)/加子浦歴史文化館

http://www.city.bizen.okayama.jp/kankou/guide/hinase/spot/hondo/hondo/kakonoura1.html

南画家。岡山県日生町生まれ。郵便局に勤めるかたわら大阪美術学校に学び、松永春洋に師事して、南画を学ぶ。号を香雲、香芸と称した。「秋糖」が帝展に入選。号を耕民と改めた。大阪画家協会を設立するとともに、日本南画協会理事、★大阪有秋会会長として後輩の指導に当たり、日本画の普及に 努めた。

 

 

《大森邸》大橋通り

大和絣織物製造販売業を営んでおられました。貴重な資料は「県立民俗博物館」に寄贈されたそうです。

 

《参考》「奈良県立民俗博物館」

639-1058奈良県大和郡山市矢田町545番地/0743-53-3171

http://www.pref.nara.jp/1508.htm

★秋季特別展「絵と道具でたどる昔の奈良のくらし

-永井清繁氏のスケッチ帖から-

2019年9月21日(土)~12月1日(日)

天理市福住町の出身で、明治末期から昭和初期の暮らしを数多く描いた永井清繁さん(1905~1999)の作品を一挙公開!同氏の作品はこれまでも天理市文化センターや福住公民館、県立図書情報館で展示されてきましたが、全作品が一堂に会するのは今回が初めてです。さらに、本展では民俗博物館が所蔵する多種多様な資料の中から作中に登場する生活用具・生産用具をピックアップ。写実的でありながらも温もりのあるタッチの絵と実物資料のコラボレーションにより、当時のくらしや人々の息づかいを間近に、生き生きと感じていただけます。

 

・・・以前も行ったことありますが、また訪問したいと思います。

 

《中島邸》寺内町

「中島赤心堂」という製薬業を営んでおられました。

 

※中国の後漢書という歴史書の中に「赤心」という言葉があります。 「赤心」とは「人によって分け隔てることなく、まごころをもって接する」ということで、医療に携わって片時も忘れる事が出来ない、大切な言葉です。

 

 

・・・最後のしめくくりとして、「WSMA2019」の進捗を確認してから帰路につきます。御所市と出会わせてくれたWSMAに、感謝です。

 

 

・・・「霜月祭」、月が見送ってくれました。ありがとう。