《NEWS》2016.5.20毎日新聞より
天神山文化プラザのレリーフ若き日の情熱作修復、前川国男が指名、山県さんデザイン/岡山
http://civil-archi.okayama.jp/hyakusen/68/
昭和を代表する建築家★前川国男(1905~86)が設計した県の文化施設、天神山文化プラザ(北区天神町)の壁面レリーフ(高さ18メートル、幅9メートル)が老朽化で色ガラスの一部が破損し、20日に修復作業が始まる。「鳥の柱」と題するレリーフは、前川に指名された当時29歳の彫刻家★山県寿夫さん(83)=川崎市在住=がデザイン。その後、国内外で活躍した山県さんは、若き日に情熱を込めた作品が再生するのを楽しみにしている。修復作業が6月17日完了し、54年前の制作当時の輝きを取り戻した。
・・・建物に入る前から、これだけの作品に圧倒されて、恐るべし岡山です。
※「美術手帖」より
https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/18768
エティエンヌ・シャンボーは1980年フランス・ミュルーズ生まれ。コラージュや写真、ネオン、絵画、映像などを用いながら、形態・物体・論説の境界線を探求してきた。近年では、「世界地図を書き換える」という目的のため、いかだを大西洋に漂わせるなど様々な状況を作品化する試みを行なっている。 いっぽうのミカ・タジマは1975年ロサンゼルス生まれ。現代生活を取り巻くテクノロジーに焦点を当て、ペインティングや立体、映像、インスタレーションなどによって、人間と人工物の関係や、人間がつくり出してきた環境や社会について考察する作品を発表している。
《A&A「TUBE」》
700-0814岡山市北区天神町5-115
https://www.okayamaartsummit.jp/2016/archives/234
世界的に活躍する現代アーティストと日本人建築家がタッグを組んでデザインする宿泊施設を岡山に誕生させるプロジェクト「A&A (エー・アンド・エー)」。プロジェクト第1 弾候補地敷地内において、プロジェクト概要を発表するパビリオン「A&A TUBE」を本展と同期間、設置。設計はフィリップ・パレーノとともに宿泊施設を手がける青木淳建築計画事務所が担当いたします。
《岡山市立オリエント美術館》設計:岡田新一
700-0814岡山市北区天神町9-31/086-232-3636
当館は、学校法人岡山学園(当時の理事長:故安原真二郎氏)から、古代オリエントの美術品1947点が寄贈されたのを機に建設されました。これらは安原氏が情熱を傾けたコレクションで、氏と親交のあった東京大学の故江上波夫名誉教授と、故深井晋司教授の指導の下に形成されたものです。従って、学術的に系統だった収集が特徴で古代オリエントの歴史と文化を理解する上で欠かせない、さまざまな分野の資料が取りそろえられています。開館後も資料の充実に意を払い、また寄贈や寄託が加わった結果、4800点余の考古美術品を管理するに至りました。今日では、西日本におけるオリエント研究の拠点として、また公立としては国内唯一の専門美術館として、調査研究・教育普及に努めております。平成16年、開館25周年記念事業の一環として取得したのが、アッシリア・レリーフ「有翼鷲頭精霊像浮彫」です。メソポタミアを初めて統一したアッシリアの芸術は、古代メソポタミア文明の一到達点として輝きを放ち、当館を代表する収蔵品です。また同年、古代オリエント学者として知られる三笠宮崇仁親王殿下に、名誉顧問としてご就任いただきました。人類最古の文明のあかしとして、また東西文化交流のしるしとして、オリエントには今後ますます多くの関心が注がれることでしょう。それはまた、日本文化の行く末を考える上にも重要な手がかりを提供してくれるに違いありません。当館ではこうした意義を踏まえて、今後も様々な 調査研究・教育普及活動を継続していきたいと考えております。
《徳山弓道場》
700-0817岡山市北区弓之町13-7/086-223-2074
http://www.seishakai.sakura.ne.jp/index.html
旧岡山藩の弓術師範家・徳山家が経営する江戸時代から続く古流弓術の道場です。日置當流は戦国時代に興った実戦弓術で、合理性、実利性を追求した流派です。
https://twitter.com/XWFmai7cjUPQBKP
《土光敏夫先生記念苑》(1896~1988)ユミラ建築設計室
http://www.yumira.com/SpaceFiles/03work/03shisetu/03dokou-park/03dokou.html
東京高等工業卒。大正9年(1920)東京石川島造船所に入社、昭和11年(1936)石川島芝浦タービンに移り、昭和21年社長となる。昭和25年(1950)石川島重工業社長として合理化による経営再建を図り、昭和35年(1960)に播磨造船との合併で石川島播磨重工業を設立した。昭和40年(1965)には東京芝浦電機の社長として経営再建を果たす。昭和49年(1974)以降は経団連会長・第二次臨時行政調査会会長・臨時行政改革推進審議会会長を歴任。石油危機以降の経済運営の転換、「増税なき財政再建」などの行政改革推進に尽力した。
《岡山市「しろちか」》岡山市北区天神町~表町
https://www.okayamania.com/spot/keshiki/shiroshita.htm
城下には路面電車や駐車場を利用した人が反対車線へと向かうための地下通路、『しろちか』があります。地下通路にある植物たちは、太陽光採光システム『ひまわり』によって、本物の太陽光によって育っています。
★Facted Development≪多面体的開発≫/作:リアム・ギリック2016
【蛭田二郎】(1933~)
1933 茨城県北茨城市に生まれる
1958 茨城大学教育学部卒業、小森邦夫に師事
1958 第6回日彫展に「少女の首」出品 初入選(以後連続出品受賞2回)
1965 第8回日展に「L字形のポーズ」初出品 入選(以後連続出品)
1969 改組第1回日展審査員(以後7回)
1970 社団法人日展 会員
1972 岡山大学教育学部講師(同73年助教授 同77年教授)
1978 社団法人日本彫刻会 運営委員
1990 社団法人日展 評議員
1995 岡山大学を退職し倉敷芸術科学大学芸術学部長となる(2000年まで)
2001 倉敷芸術科学大学大学院芸術研究科長(2004年まで)
2002 社団法人日展 理事就任
2004 社団法人日本彫刻会 理事就任、倉敷芸術科学大学名誉教授
2005 日本藝術院会員任命(12.15)
2006 公益社団法人日展 常務理事就任(2012年まで)
2008 社団法人日本彫刻会 理事長就任(2010年6月まで)
2010 社団法人日本彫刻会 常務理事再任
2011 公益社団法人日本彫刻会 常務理事就任
2013 公益社団法人日展 顧問となる
2014 蛭田二郎彫刻展(松坂屋名古屋店)
2018 秋の叙勲で旭日中綬章を受章。