・・・新しいテーマを設定しました、「Nature」です。もちろんマンガもですが、小さい頃「かがくの友」「子供の科学」など雑誌や図鑑を見てワクワクしたものです。今頃になって、「Nature」と「ART」の深~い関係に気が付いた?みたいなところです。さて、
《Nature》
https://www.natureasia.com/ja-jp/
有名な自然科学の雑誌の名前にもなっている、自然を表す「Nature(ネイチャー)」。基本的には「自然」という意味ですが、人間や動物などの「本質・性質」といった意味でも使われます。
Some people say climate change is nature fighting back against humans.
気候変動は人間に対して反撃している★自然の力だと言う人が何人かいる。
It is her nature to always say thank you.
いつもありがとうと言うのが彼女の★気質です。
She is a person of a curious nature.
彼女は好奇心の強い★性質の人間だ。
Nature calls me
有名な表現で「トイレ(だいたい小)に行く」。★自然が呼んでいる、生理的欲求が呼んでいるという意味です。
《参考》南方熊楠と科学雑誌『ネイチャーNature』
http://www.tamy.net/kumagusu/kahaku_news_450_Nature.html
『ネイチャー』は、イギリスの天文学者ジョゼフ・ノーマン・ロッキャー(1836-1920)が1869年に創始した週刊科学雑誌です。ロッキャーは、はじめは陸軍省に勤務していたアマチュアでしたが、太陽スペクトルの分析によってヘリウムを発見するなど、最新技術を応用して多くの業績を挙げ、また当時黎明期にあった天文考古学(天文学の知識を、先史時代研究に応用する)の開拓者でもあり、さらに一般読者のための啓蒙的著作が多数あるなど、たいへん活動の幅の広い科学者でした。後には、イギリス科学振興協会会長などもつとめ、また1913年には、ノーマン・ロッキャー天文台を設立しています。その彼が創始し、半世紀にわたって編集長をつとめた『ネイチャー』は、今日では世界中の自然科学者たちからもっとも注目されている専門誌です。しかし、さまざまな学会や大学の研究紀要などとはことなり、『ネイチャー』はもともと、「自然科学をすべての人の手に」というロッキャーの理想に基づいて、一般読者のための啓蒙的刊行物として始められました。自然科学研究の最先端のトピックや各種学会の動向を伝える短報欄や、高度な専門家による解説記事とならんで、読者の投書を載せる「編集部来信(レターズ・トゥ・ザ・エディター)」欄も、充実していました。これは、掲載記事や論文を読んだ読者からの投書が掲載される欄です。そこでは、ひとつの問題について読者の間で議論が続けられることもありましたし、また専門家ではない読者からの質問や、新たな問題提起が掲載され、これに専門家からの回答が寄せられることもしばしばありました。このように、「自然科学」を専門家だけのものとはしない、開かれた性質がもともと『ネイチャー』にはあったのです。(以下略)
・・・写実的な表現はめったにしませんが、様々な造形制作において「Nature」から多くのインスピレーションを得ています。「かえる友の会」に所属していることもありますが、犬や猫が好きで魚も昆虫も、ようするに★「いきもの(creature)」が好きなわけです。
《creature》animalやbeastとしばしば同義。
獣(けもの)、(人に対しての)動物。想像上の生き物、伝説の動物。被造物、創造物。
《参考》
「いきものがかり」
結成当初、水野良樹と山下穂尊の二人組でした。 そしてこの二人が小学校1年生の時にクラスでしていた係が、「いきものがかり」。 二人の共通点であったこの係がグループ名の由来だということです。
「サカナクション」
バンド名の由来は、「魚(サカナ)」と「アクション」を合体させた造語。ヴォーカルの山口一郎さんが★釣り好きであることと、インパクトのあるバンド名にとのことで「サカナクション」に。「魚が急に動き出すように変化を恐れない音楽を作りたい」という意味も込められているのだそうですが、実は当時のディレクターが「ミュージックシーンの変化を恐れず魚の動きのように軽快に素早くアクションしていく」という意味を込めたほうがいいんじゃないか?と提案して後付けされただけで、当人達はサカナ+アクションをつけたかっただけらしい。
「ミッシェル・ガン・エレファント」THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
https://columbia.jp/artist-info/michelle/
「エレファントカシマシ」
https://www.elephantkashimashi.com/
「スピッツ」
「ファンキーモンキーベイビーズ」
http://www.funkymonkeybabys.com/
・・・「タイガース」「スパイダース」などGS時代には、結構「イキモノ」名が多かったですね。さて美術の世界においても、「イキモノ」は重要な位置を占めています。この時代だからこそ、「イキモノ」を含めて「Nature」の世界を展開していきたいと思います。
・・・まずは近いところから、
《狭山池博物館》
589-0007大阪狭山市池尻中2丁目/072-367-8891
★令和元年夏季企画展「昆虫の色」
期間:令和元年7月20日(土)~9月1日(日)狭山池博物館特別展示室
http://www.sayamaikehaku.osakasayama.osaka.jp/_opsm/exhibition/33.html
今回のテーマは色です。チョウを中心に赤、青、黄、白、黒、緑、紫色などの昆虫を色ごとに集めて展示します。並べてみると、同じ青でも種や個体によっていろいろな青があり、多様性に富んでいます。美しさに目を奪われる昆虫や、複雑な色目の面白さに興味ひかれる昆虫もあります。展示では、このような昆虫のもつ色の多様性を、昆虫標本を通じて紹介します。
●講演会「昆虫の色、生態」令和元年7月20日(土) 狭山池博物館2階ホール
講師:中峰空氏(★箕面公園昆虫館館長)
●特別講演会「夏休み狭山池特別教室-狭山池の自然とバタフライガーデン-」
日時:令和元年7月28日(日)
講師:武田博允氏(前狭山池まつり実行委員会会長・狭山池バタフライガーデン「蝶の森」発案者)
●ワークショップ「昆虫の工作」日時:令和元年8月25日(日)(随時参加可能)
・・・以前、孫を連れて「昆虫工作」に参加したこともありますが、今回のキーワードは「色」ということなので、私だけで楽しませていただきました。
・・・「蝶」については、造形制作することも多いので、特に興味をもって観察しています。近頃では、手にとまらせることもできるようになってきたので、次回それを紹介します。