はじめに
・・・これまで内容によって分割して紹介してきましたが、「おおさかアート」を一括して掲載していくことにします。
《NEWS》美術手帖より
大阪新美術館、正式名称は「大阪中之島美術館」に決定。開館は2021年度
https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/18672
江戸時代★中之島には蔵屋敷が建ち並び、現在も集客施設や文化施設が集積するなど、大阪を代表するエリアのひとつであることを踏まえ、「将来にわたって愛される名称となるようにというとの思いを込めて」決定したという。同館は5階建ての構造で延べ2万12平米。美術館棟は1万8566平米で、設計は遠藤克彦建築研究所が担当。館内には全フロアを縦に貫く吹き抜けやオープンな屋内空間★「パッサージュ」があり、様々な人が自由に行き来できるという。また、館内コレクション展示室には、具体美術協会の活動を紹介する★「グタイピナコテカルーム」が設置されるなど、特色ある美術館をめざす。
・・・大阪の文化レベルは東京にくらべてかなり低いと言われる?
《参考》
●府民文化部「大阪の文化」/大阪府HPより
http://www.pref.osaka.lg.jp/bu_seikatsubunka/
http://www.pref.osaka.lg.jp/koho/foreign/bunka.html
大阪は、わが国最古の都が置かれた土地であり、また、古代から海上交通の要衝として、長く経済・文化の中心地であったため、多くの歴史的・文化的遺産が残されています。また★「上方文化」として知られるすぐれた伝統芸能や、社寺や地域の祭なども数多く受け継がれています。
《上方文化》文化デジタルライブラリーより
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc13/jidai/kamigata/p2.html
元禄時代(1688年~1703年)には、演劇・文学・美術・学問など、様々な文化が発展しました。この時代を中心に、主に上方(かみがた、京都・大坂)で発達した町人文化を、★「元禄文化」と呼びます。元禄文化を代表する人物として、★近松門左衛門と★井原西鶴の名が挙げられます。近松は、町人を主人公として世話浄瑠璃を書きました。その多くは、大坂で実際に起こった事件を題材にしています。一方、西鶴の浮世草子も人気を得ていました。浮世草子とは、主に、当時の町人の生活を、写実的に描いた小説です。西鶴の書いた浮世草子には、町人の経済状況や遊郭の様子などが、生き生きと描き出されています。『好色五人女)』、『世間胸算用』などの作品が有名です。その他、近松が作者として関わった上方歌舞伎、また浮世絵や陶芸などの美術や学問もおおいに発達しました。中でも★松尾芭蕉は、「さび」などの感覚を大切にする「薫風俳諧」を生み、それまでの俳諧の世界を一変させます。芭蕉は、全国を旅して回りながら、俳諧を作りました。その旅についての紀行文『奥の細道』は、名作として知られています。
《ワールドマスターズゲームズ2021関西》
2021年5月14日(金)~30日(日)17日間
ワールドマスターズゲームズは、国際マスターズゲームズ協会(IMGA)が4年ごとに主宰する概ね30歳以上のスポーツ愛好者であれば誰もが参加できる生涯スポーツの国際総合競技大会です。オリンピックの翌年に開催され、第1回は1985年にトロントで開催され、直近では2017年に第9回大会がニュージーランド・オークランドで開催されました。そして、次回2021年には、アジアで初めて日本で開催される事が決定しています。第10回の記念大会、その舞台は関西です!
・・・とにかく大いに期待しつつ、私なりに大阪のアートを盛り上げていきたいと思います。
★大阪初の世界遺産が誕生へ!「百舌鳥・古市古墳群」がユネスコに世界遺産登録勧告
2019年5月14日、ユネスコの諮問機関が、世界文化遺産への登録をめざしている大阪府の「百舌鳥・古市古墳群」を世界文化遺産に登録するよう勧告したことが明らかになりました。登録勧告はそのまま受け入れられることが通例で、6月30日から開催されるユネスコ世界遺産委員会の審査にて、正式に世界文化遺産への登録が決定する見通しです。
https://www.sankeibiz.jp/business/news/190520/bsm1905200640002-n1.htm
堺市の公益財団法人「堺都市政策研究所」が公表した試算では、同古墳群が世界遺産に登録された場合、堺市などの地元自治体を訪れる観光客数は平成27年度の約1.8倍の約2千万人と推計。経済効果は大阪府全体で約1005億8400万円に及ぶという。
★2025年日本国際博覧会協会事務局
559-0034大阪市住之江区南港北1丁目14-16(大阪府咲洲庁舎43階)06-6625-8651
「いのち輝く未来社会のデザインDESIGNING FUTURE SOCIETY FOR OUR LIVES」
開催期間:2025年5月3日~11月3日
開催場所:大阪 夢洲(ゆめしま)
・・・どちらかというと「経済効果」が注目されていますが、それは当然のことで、だからこそ同時に「アート効果」(おもてなし)も高めなければ「おおさか」は恥ずかしい、ですよね。
毎年10月の第2日曜日に、大阪のメインストリート・御堂筋で開かれていたイベント。主催は財団法人★大阪21世紀協会。1983年に大阪城築城400年まつりと、大阪21世紀計画のプロジェクト立ち上げを記念して開催されたのが始まり。考案者は堺屋太一。2008年、大阪府知事・橋下徹が打ち出した「大阪府財政再建プロジェクト」で開催に必要な資金調達が困難になったため、2007年をもっての終了が関係者間で協議された。その結果、廃止が決定。2008年から代替イベントである★御堂筋kappoを開催することが決定した。当初は梅田新道から本町の間で開催され、同時に中之島で行われた「中之島は大きな帆船」とリンクしていたが、「中之島は大きな帆船」は1回限りの開催となり、2009年からは開催区間が淀屋橋交差点の南側から心斎橋駅に近い新橋交差点の北側間に変更されている。また、2009年からは★「船場まつり」とリンクして開催されている。2014年は★「御堂筋フェスタ」と統合され、★「御堂筋ジョイふる」として4月29日に開催した。開催区間は新橋交差点から難波駅西口交差点まで。2015年からは★「御堂筋オータムパーティー」が開催されている。
《参考》「船場倶楽部」
《関西・大阪21世紀協会》
http://www.osaka21.or.jp/about/aisatsu.html
当協会は、1982年に産官学が一体となって設立されて以来、一貫して文化による都市の活性化―『文化立都』の気運醸成に向けて活動を展開し、とりわけ、21世紀に入ってからは「水都大阪の再生」「文化創造」「大阪ブランドの向上と発信」を柱に、オール大阪のミッションの推進役となって活動を先導して参りました。2012年には設立30周年を迎えると同時に、公益財団法人に移行し、13年には上方文化芸能事業を、14年には万博記念基金事業をそれぞれ承継するとともにアーツサポート関西事業を開始いたしました。今後は、20年に予定されている★オリンピック・パラリンピック東京大会や21年に行われる★ワールドマスターズゲームズ2021関西の文化プログラムに向けて結節点機能を果たすべく様々な事業に取り組んでまいります。
●御堂筋オータムパーティー(御堂筋ランウェイ)
http://www.pref.osaka.lg.jp/miryokuzukuri/party/
・・・まずは大阪のタテ軸、「御堂筋アート」から歩き始めましょう。
《大阪御堂筋アート2019》
2019年5月15日(水)~6月15日(土)
https://midosujiart2019.tumblr.com/
大阪のメインストリートである御堂筋で、約1ヶ月にわたって開催されるアートの展覧会「大阪御堂筋アート」。今回の2019年度で開催5周年を迎えました。5月15日~6月15日、大阪御堂筋という多くの人が集まり忙しく日々を送る場所で絵画・彫刻をはじめとしたさまざまなアート作品が展示されます。梅田から心斎橋付近までの御堂筋沿いにある企業ビルのエントランス、ロビー、ウィンドウ、神社仏閣などに点在するアート作品をぜひお楽しみください!アートコネクト実行委員会
・・・梅田(キタ)から難波(ミナミ)まで歩きますが、だんだん体力が落ちてきているので心配ですが、がんばります。