おかげ? | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・世界遺産ニュースのおかげ?で、興味深いニュースやコラムに出会いました。

 

 

 

【村上慧】(1988~)

http://satoshimurakami.net/

1988年生まれ。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。アーティストとして各地のグループ展や芸術祭に参加している。

https://ours-magazine.jp/borrowers/murakami-01/

家をせおって歩く、村上慧さんは何を考えているのか。2016年3月、児童書といえばの福音館書店から『家をせおって歩く』という写真絵本が発売された。★発泡スチロールでつくった家を背負って(というか、かぶるようにして)、全国の街を歩いている村上さんによる初めての著作だ。ひょこひょこと家が道路を歩いて行く姿はかなりのインパクト。だが、それにもまして、その移動を“引っ越し”と呼び、各地で家を置くために“土地を借りる”と表現されていることも気になった。決して、ただ家のような格好で旅をしているのではなく、ほんとにちゃんと家なのだ。

 

 

《家をせおって歩く完全版》著:村上慧(福音館の単行本)

みなさんは、どんな家に住んでいますか?アパート?マンション?それとも一軒家?アーティストの村上慧さんは、発泡スチロールで作った小さな家をせおって歩いて、日本各地を移動しながら生活しています。さらに、このくらしをするために韓国やスウェーデンへも行きました。移動生活の決まりはひとつ。道路や公園に、勝手に家を置かず、土地をもっている人と交渉して、家を置く場所を借りること。お風呂はどうする?トイレは?食事は?どんな寝心地?なんだか大変そう、でも楽しそうな、小さな家とのくらしを紹介します。『家をせおって歩くかんぜん版』は、月刊「たくさんのふしぎ」2016年3月号の『家をせおって歩く』を増補改訂したものです。月刊誌では、白い家との生活のはじめの1年間を描きましたが、『家をせおって歩くかんぜん版』では、8ページ増え、その後の生活、そして韓国やスウェーデンでの生活を紹介しています。

 

・・・すご~い、この発想というか行動力というか。からだはってのアート、迫力あるなあ。

 

 

 

【橋本純司】橋本デザイン室

514-0046三重県津市大園町11番15号/info@hashimoto-dr.com

http://hashimoto-dr.com/

編集から装丁まで1冊ずつ仕立てる手作り本アーティスト

真夜中、津市の自宅で印刷したページを1枚ずつ折る単純作業が、至福の時の入り口だ。重ねてのり付けし、裁断し、カバーを作り――。カッターナイフと定規で細かい工程をこなすうち、昼間のストレスが解けていく。「5冊ぐらいの注文を心を込めて作るのがちょうどいい」三重県の旧上野市生まれ。地元新聞社や広告会社などに勤めた。双子の息子が誕生したのを機に、育児を分担するため、12年前に独立してデザイン業を始めた。会社案内や広告など、絶えず十数件の締め切りに追われる日々。「大量生産でなく、後世に残るものを作りたい」と思うようになった。「出版したいが、費用が高すぎて」という知人の声を聞いた時、これだと思った。絵本を描いた幼児から「自分とおじいちゃんとに2冊」、工員の男性からは「趣味の版画の記録集を毎年10冊」。1冊だけの発注も含め、4年間で20作手がけた。本のサイズ、紙質、装丁、字体などは依頼人とじっくり話して決め、校閲、印刷から完成までの全工程を1人でこなす。製本だけで1冊に1時間近くかかるが、たいした労賃も取らず引き受ける。「1冊ずつ魂を入れるような作業が、楽しくて仕方がない」新たな注文が舞い込んで来た。「娘が入院中に書いた物語を退院祝いで本にしたい」。また癒やされる夜が来る。

http://www.volvox-stnk.net/artist/%E6%A9%8B%E6%9C%AC-%E7%B4%94%E5%8F%B8/

 

 

・・・地味な作業だからこその説得力、学ばなあかん。