《SENSEISHA BLDG.[Growtecture S]》中央区北浜1-5-8
建設:2002年/設計★遠藤秀平
https://ikenchiku.jp/program/1394/
大阪・北浜にあるSCHOOLBUS。スクールバス空間設計株式会社(SCHOOL BUS)の所在する建物が「イケフェス大阪2018」に選出されました。
窓や外観のデザインが特徴的なSENSEISHA BLDG.この機会にぜひ建物を、そしてスクールバスをみにきてください。1Fのカフェ(スクールバスコーヒーストップ)も営業しておりますのでコーヒー片手に生きた建築物に触れてみてはいかがでしょうか。
【遠藤秀平】(1960~)
http://www.paramodern.com/index.html
1960滋賀県生まれ
1986京都市立芸術大学大学院修了
1988遠藤秀平建築研究所設立
2004ザルツブルグサマーアカデミー教授
2007神戸大学大学院教授
2012東北(潘陽)大学客員教授
2013天津大学客員教授
・・・遠藤さんの建築物はわが町・羽曳野市古市にもあるし、大阪城公園のトイレも素敵だし、大好きな建築家です。このビルから「開平小学校」グランドが見えましたので、
《天五に平五・十兵衛横町》中央区今橋1-5★開平小学校前
http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000009624.html
江戸時代、経済制度の発展に伴い、今日の銀行的業務の必要が生じ両替商が生まれてきた。大坂では寛永5年(1628)天王寺屋五兵衛が始めたのが最初という。寛文10年(1670)には幕府により十人両替が誕生した。ここにはその中でも最大手の天王寺屋五兵衛と平野屋五兵衛の2軒が、道を挟んで店を構えていたことからこのように呼ばれた。
《開平小学校》
541-0042大阪市中央区今橋1-5-7/06-6203-4212
http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=e551132
都心部のドーナツ化による児童数の減少に伴い、1990年に大阪市立愛日小学校と大阪市立集英小学校の2校を統合して発足した。学校敷地は旧集英小学校のものを継承している。 校名は、朱子(朱熹)の『近思録』の一節より採られた。
《NEWS》2018.3.30産経新聞より
大阪市、児童急増受け中之島に小中一貫校を新設検討へ/50m走もできない運動場、教室不足…深刻課題に対応迫られ
具体的には、学校の新設案は2校▽廃校となった高校の跡地を活用した分校の設置案は2校▽校舎の増改築案は5校だった。増改築案の5校のうち、市立★開平小学校(中央区)は31年度から6階建ての高層校舎の増築工事を始める予定。ただ、市の推計では完成後も数年たつと再び教室不足となる予想で、分校か新設校の設置を検討する可能性があるという。少子化により全国的に小中学校の統廃合が進む一方で、利便性の高い関東や関西の都心エリアでは子供が急増し、学校の教室不足が深刻な課題となっている。校舎の増改築だけではもはや厳しい学校も出ており、各自治体では児童生徒の教育環境整備をめぐり、抜本的な対応を迫られている。「今の運動場では50メートル走もできない。空き地のないところに住んでいる子供たちに、力いっぱい走る時間をつくってやりたい」29日に開催された大阪市の児童急増対策を話し合う会議で市立開平小学校の赤銅久和校長はこう訴えた。児童急増の背景にあるのは、都心部で進むファミリー層向けのタワーマンション建設ラッシュだ。不動産経済研究所によると、平成29年以降、近畿圏で完成予定の20階建て以上の超高層マンションは41棟計1万3249戸に上るが、そのうち約6割にあたる24棟計8325戸が大阪市内に建設されるという。
《新井ビル》中央区今橋2-1-1
建設:1922年/設計★河合建築事務所(河合浩蔵)
https://ikenchiku.jp/program/156/
1922(大正11)年銀行としてこの地に建てられた当ビルは、現在もテナントビルとして使用されています。名建築家 河合浩蔵の設計で銀行建築らしい正面中央に列柱を配しシンメトリー(左右対称)な古典様式を残しつつ、モダンで軽やかな佇まいが、大大阪時代を今に伝える近代建築のひとつとして、今も多くの人々に愛されています。
5回目となる『生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2018(通称:イケフェス大阪2018)』が今週末10月27日(土)、28日(日)に開催されます。大阪という都市の魅力を様々に物語る多くの”生きた建築”が一斉に公開される2日間、今年も様々なプログラムが今年も用意されていますので、ぜひお越し下さい。新井ビルも例年通り、通常は未公開公開の3、4階のオフィスゾーンと屋上を当日受付(30人入替制)でオープンしております。建物の概要や歴史についての資料やパネルの展示、また実際に使われているテナントさんのお部屋も多数公開していただく予定です。
《「五感」北浜本館》
541-0042大阪市中央区今橋2-1-1 新井ビル/06-4706-5160
http://www.patisserie-gokan.co.jp/info/arai/
【河合浩蔵】(1856~1934)
http://www.suzukishoten-museum.com/blog/post-134.php
主に明治・大正期に活躍した建築家。江戸・本所(東京都墨田区)で幕臣の子として生まれた。工部大学校造家学科で★ジョサイア・コンドルに建築を学び、1882年(明治15年)卒業(4期生)、工部省に入る。官庁集中計画に関わり、議院建築の研究のため妻木頼黄、渡辺譲らとともにドイツに留学する。帰国後、司法省技師となり、司法省庁舎(エンデ・ベックマン事務所設計)の建設に従事した。1897年退官、神戸地方裁判所の設計委嘱を機に神戸市に移住し、1905年に河合建築事務所を開設。関西建築界では長老的な存在であった。
・・・天気も良くて、「屋上」最高。