葛城アート(3) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・あっという間の「葛城アート」、搬出のため葛城市「當麻庁舎」へ。トラツクが来るまで(クルマ)で少し時間がありますので、 

 

《葛城市當麻文化会館》 

639-2155奈良県葛城市竹内256-9/0745-48-5000 

http://www.city.katsuragi.nara.jp/index.cfm/17,2971,80,html

 

 

【小林一茶】(1763~1827) 

http://www.issakinenkan.com/about_issa/

「西国紀行」より/寺は、道明寺という。わずかに行けば玉手山、尾州公の荼毘所あり。竜眼肉の木ありて、このかいわいの景勝地なり。艮の方に★かつらぎ山見ゆる。折りから遊山人處々につどう。 

http://www.city.kashiwara.osaka.jp/docs/2014041700087/

 

・・・カエルの句も多いので、大好きです。 

 

★青梅に手をかけて寝る蛙哉 

痩蛙まけるな一茶是に有 

蛙鳴き鶏なき東しらみけり 

卯の花や水の明りになく蛙 

片ヒザは月夜也けり夕蛙 

艸蔭にぶつくさぬかす蛙哉 

菜の花にかこち顔なる蛙哉 

うの花や蛙葬る明り先 

花びらに舌打したる蛙哉 

象潟や桜を浴てなく蛙 

 

《おまけ》2018.10.2信濃毎日新聞より 

盗まれた一茶像、16年ぶり戻る/郵送で信濃町に 

http://www.shinano-machi.com/spot/523

長野県上水内郡信濃町の小丸山公園内の「俳諧寺」と呼ばれるお堂から、2002年8月に盗まれた江戸時代の俳人小林一茶(1763~1827)の木像が、16年ぶりに戻った。愛媛県の住所の差出人から6月、お堂を管理する一茶記念館に段ボール箱入りで郵送されてきた。この住所に手紙を出したり、記されていた番号に電話したりしたが連絡は付かず、差出人の素性や木像を入手した経緯は不明だが、地元の関係者は「あるべき場所に戻ってきて良かった」と胸をなで下ろしている。木像は高さ約30センチ。段ボール箱に、新聞紙にくるまれて入っていた。盗まれる前にはなかったはずのひびが、背中に入っていた。事情を教えてほしい、と学芸員の渡辺洋さんが手紙を出したが、宛先不明で届かなかったという。お堂は1910(明治43)年の建築で、一茶の墓参りをする人が休憩に利用。句会も開かれてきた。渡辺さんによると、木像は地元の一茶の子孫が寄贈。22(大正11)年にはお堂に置かれていたことが記録に残っているという。お堂は記念館職員が朝夕に開閉。盗まれた当時、木像は固定したり、箱に入れたりはせずに置いていたという。同館勤務だった町内の中村けいさん(76)によると、記念館閉館後に鍵を掛けに行ったところ、なくなっていた。退職後も気掛かりだったといい「よく帰ってきてくれた」。長野中央署に被害届を出したが、既に窃盗罪の公訴時効7年は過ぎている。同館は差出人について、これ以上は調べないという。

 

 

《葛城市「當麻庁舎」》 

639-2197奈良県葛城市長尾85番地/0745-48-2811 

http://www.city.katsuragi.nara.jp/index.cfm/17,0,77,350,html

常陸国風土記によれば、日本武尊が巡當麻行の時、その命に服しない佐伯鳥日子を攻めるのに、その地が道狭く、たぎたぎしかったことから、そこを當麻と言われました。葛城の當麻の地も険しい土地であったことから、このタギマがタヘマ、タイマと変化したとされています。(たぎたぎしいは、古語で「でこぼこのあるさま」)當麻寺 白鳳9年(681年)にこの地方の豪族當麻氏の氏寺として建立されたと考えられ、白鳳時代以降の貴重な文化財が多数収蔵されています。★東西2つの三重塔が現存しているのは當麻寺だけです。ボタンの名所として、また中将姫ゆかりの當麻曼荼羅や5月14日の〝練供養〞の行事も有名です。

 

 

・・・屋上の「三重塔」がなかなかいいですね。展望室になっているようです。 

 

※葛城市の市章 

http://www.city.katsuragi.nara.jp/index.cfm/21,2772,56,html

上下に配した二つの円は★旧新庄町と★旧當麻町を表し、二つの円が一つの市へと生まれ変わったことを表します。下部の緑の部分は葛城山系の山並みや緑に茂る葉を表し、豊かな自然を守っていきたいという願いが込められています。上部に赤い円を配し、全体で花が咲いたように見立て、菊やぼたんの花が咲く、うるおいのあるやさしいまちであることを表しています。さらに、大空に大きく手をかかげたようにも見える造形は、葛城市が輝く未来へ発展していくことへの願いをも表しています。平成17年2月19日に制定されました。 

 

※葛の字の取り扱い 

http://www.city.katsuragi.nara.jp/index.cfm/1,4579,2,html

 

 

・・・作品がもどってきました。旅に出た息子(娘)が旅行から帰ってくるのを駅まで迎えに来たような、そんな気分でした。

 

 

・・・途中あまりにも夕焼けが美しく、「竹内街道」の夕暮れを堪能して「葛城アート」を締めくくりました。ご観覧いただいた皆様、本当にありがとうございました。