猫ふん(8) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・新しいギャラリーがオープンしていますので、ちょっと立ち寄ります。 

 

《ギャラリー「ラ・カンパネラ」》 

540-0021大阪市中央区大手通2-1-9/090-3948-2085 

http://la-campanella.jp/index.html

http://la-campanella.jp/gallery.html

 

 

★「井上浩三」作陶展 

2018年5月3日(木)~27(日) 

 

・・・「かえる友の会」関西支部長の後任を求めて立ち寄ったのが「The14thMOON」、その時は「カエル展」でしたが、今回は「ネコ」です。

 

 

《The14thMOON》 

540-0021大阪市中央区大手通り1-1-10 

GALLERY & TEA ROOM THE14thMOON/06-6943-5892 

http://www.14thmoon.com/index.html

イヴェールさんが、大阪・天満橋にGALLERY&TEA ROOM The 14thMOONを開いたのは、1984年の4月28日のことです。12年後の1996年には、14thMOONの横のミニクーパー1台分のスペースに、小さな作品を中心に並べる「MANIFESTO GALLERY」を。そして、大きなオブジェなどが置けるように1999年には「GALERIE CENTENNIAL」が誕生しました。ホームページ14thmoon.comは、2001年5月から運営しています。年間100を超えるギャラリーの展覧会レポートや、さまざまな情報をみなさんにお届けしてゆきます。 

★山口哲司作品展「みちくさー猫のある風景ー」 

2018年5月28日(月)~6月5日(火)
風合いのある綿麻の布に、手描き染めで描く草花や鳥や猫たち。暮らしの周りにある身近な自然をテーマに、12ヶ月の風景画を展示致します。いつかどこかで目にした景色を思い起こしながら、ひとときの「みちくさ」をお楽しみください。

 

 

【山口哲司】 

http://www.ichiziku.net/index.html

1972年生まれ。風合いのある綿麻混合の布に手描き染めした「手染絵」の作品を制作発表している。季節感のある風景や動植物画を描き、身近な自然をテーマに作品を制作。シドニー、パリ、ロンドンなど海外のアートショーなどにも出展し人気を得ている。2013年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。猫とお酒が好き。 

 

★(株)福音館書店ちいさなかがくのとも5月号 

「たんぼにあおぞらみーつけた」ぶん・澤口たまみ/え・山口哲司 

http://www.fukuinkan.co.jp/maga/detail_chika/

http://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=5624

春、田んぼに水が入りました。夜になり、★カエルのにぎやかな声に誘われて足を運ぶと、あれ?田んぼの中におつきさま!空にひとつ、田んぼにひとつ、おつきさまがふたつある!次の日、ふたたび田んぼを見にいくと、今度は田んぼの中にまっしろな雲。田んぼに水が入ったら、空をうつす鏡になった。カエルが1ぴき飛び込んで、田んぼのなかを泳いでいく。青い空を泳いでいく。 

 

・・・「ネコ」を追いかけてきましたが、このギャラリーではやっぱり「カエル」に出会います。そうそう、天満橋北詰の「日本分析化学専門学校」の玄関ロビーに「ハラタマ」さんの胸像がありましたね。

 

 

《日本分析化学専門学校》 

530-0043 大阪市北区天満2-1-1/06-6353-0347 

http://www.bunseki.ac.jp/

http://stretch-yoga.jp/news/3132.html

分析化学専門学校のある天満に舎密局(シェイミキョク)1869年の当時の化学学校がありました。シェイミ オランダ語ですが、英語ではケミストリーです。日本で初めて、この言葉を使ったのが宇田川榕菴(ヨウアン)岡山県津山市の医師です。この時の校長先生が緒方洪庵の次男の緒方惟準(コレヨシ)です。その教頭先生でハラタマというオランダ人がいます。その方が初めて分析化学を日本に普及したのです。 

 

・・・ということで、「舎密局跡」のハラタマさんに会いに来ました。 

 

《舎密局跡》 

http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000009660.html

舎密とは、オランダ語の理・化学を意味する。幕末、江戸洋書調所を開講する予定が、維新を迎えたため大阪に移された。大阪ではじめての公立学問所でオランダ人ハラタマを招き明治2年5月開講、名のとおり主として理化学を教えた。その後、学制改革などで名称が変遷したが、明治22年には京都へ移り、旧制第三高等学校・京都大学へとつながっていく。

 

 

・・・この近辺にある「有形登録文化財」で有名な建築物と言えば、 

 

《山本能楽堂及び能舞台》登録年月日:20061129

540-0025 大阪市中央区徳井町1-3-6/06-6943-9454 

http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/141718

http://www.noh-theater.com/

 

・・・ところが、もう1つあったのです。まさかこんなところに、知らなかったなあ。 

 

《佃家煎茶室主屋》登録年月日:20150326 

540-0021大阪市中央区大手通1-1/06-6941-8001 

http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/266842

http://www.human-n.co.jp/issa-an/

昭和中期の木造平屋建煎茶室。中央区大手通に所在。谷町筋から大手通りを西に入ってすぐ南面する。煎茶一茶庵・家元稽古場。十一畳半の「霊篁」及び七畳半の「梅渓」の茶室二室と、立礼席「蘭風」、廊下等からなる。丸太や面皮柱、竹の良材や古木などを用いた数寄屋意匠を基調とし、要所に中国風や草木形の造作を付す、趣向を凝らした煎茶室の優品。 

 

・・・そして、とうとう「佃家煎茶室主屋」(一茶庵)を訪問する機会が巡ってきました、緊張するなあ。