東京「青山」 | すくらんぶるアートヴィレッジ

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《青山の由来》雑学ネタ帳より 

http://zatsuneta.com/archives/001126.html

東京都港区にある「青山」は港区の北西部に位置する地域名である。町名としては「北青山」と「南青山」がある。南青山は東を赤坂と接する。青山忠成が家康から拝領した広大な屋敷があったことに由来する。青山忠成は三河以降家康に仕え、のちの二代将軍秀忠の側近となった武士で、関東入国には先発して諸事を処理し、1592年(文禄元年)には関東総奉行に任命され、関東領国の経営を担った。家康の入国後、馬を乗り回した一帯を拝領し屋敷としたという説話がある。北青山には明治神宮外苑の銀杏並木や秩父宮ラグビー場、善光寺があり、南青山には★青山霊園がある。青山霊園には大久保利通や吉田茂をはじめ大勢の有名人から、忠犬ハチ公の墓まである。

 

 

《青山ブックセンター本店》 

150-0001東京都渋谷区神宮前5-53-67/03-5485-5511 

http://www.aoyamabc.jp/store/honten/

コスモス青山ガーデンフロア(B2F)ギャラリーウォール

 

・・・ちょっとした展覧会や、展示が行われています。

 

《NEWS》2018.5.7CINRAニュースより 

青山ブックセンター六本木店が6月に閉店、38年の歴史に幕 

https://twitter.com/aoyama_book

青山ブックセンター六本木店が6月25日をもって閉店することがわかった。これは青山ブックセンターのオフィシャルサイトで発表されたもの。同店は、1980年に青山ブックセンターの1号店としてオープン。38年にわたって営業していた。今後は東京・表参道の青山ブックセンター本店に統合され、ポイントカードも引き続き利用可能になるという。六本木店閉店後は、青山ブックセンターの店舗は本店のみとなる。1980年の六本木店の開店を皮切りに、これまで広尾店、新宿店、自由が丘店、HMV渋谷店、丸ビル店、六本木ヒルズ店などを出店していたほか、福岡店、成田空港店など東京都外でも展開していたが、運営会社がたびたび変更となり、現在はブックオフコーポレーションが運営している。青山ブックセンターのウェブサイトでは「青山ブックセンター六本木店/閉店のお知らせ」と題した記事を掲載。「この度、38年に渡りお引き立ていただきました青山ブックセンター六本木店は、6月25日(月)をもちまして六本木店としての営業を終了し、表参道の青山ブックセンター本店に統合することとなりました。皆様の温かいご支援の中、これまで営業してこられましたことを厚くお礼申し上げます」と記されている。

 

 

《参考》2004.9.24日本経済新聞より 

看板広告などを手掛けていた広告代理店の株式会社ボードが、1980年に六本木へ1号店を開店し、1984年に広尾店、1992年に新宿店開店とともに株式会社「青山ブックセンター」が組織された。 

芸術書を中心にした特色ある品ぞろえで知られる東京の書店、青山ブックセンター(本店・東京都渋谷区神宮前、磯貝栄治社長)が2004年7月16日午後、本店や六本木店、自由が丘店など7店舗すべてを閉鎖した。関係者によると同日、債権者である取次店から東京地裁に破産の申し立てがあり、閉店を決めたという。民間の信用調査会社によると、同センターは1980年に六本木店を開店したのを皮切りに、青山、広尾、新宿などに書店を相次いで開店した。アート、写真、デザイン関係の書籍を中心にした品ぞろえに定評があり、深夜営業やインターネット上のオンライン書店など活発な事業を展開した。しかし、長引く不況でハードカバーなど高額書籍の売れ行きが鈍るなど業績が悪化。2003年3月には六本木の2店のうち、1店舗を閉店。今年4月にはオンライン書店も閉鎖した。 

民事再生法下で再建中の青山ブックセンター(東京・渋谷、磯貝栄治社長)が2004年9月29日午前、青山本店で約2カ月半ぶりに営業を再開した。来店した都内在住のOL(32)は「閉店した時は驚いたが、これからは頻繁に利用したい」と話す。同日午後には六本木店でも営業を始める。営業時間は青山本店が午前10時―午後10時、六本木店が午前10時―翌朝5時とほぼ従来通り。同社は取引先による破産申し立てを受けて7月17―19日に全七店が営業中止に追い込まれていた。洋書取り次ぎ最大手の日本洋書販売(洋販、東京・港、賀川洋社長)の支援で再開にこぎ着けた。 

2004年から2008年まで洋販子会社の洋販ブックサービス株式会社が運営するも、2008年7月31日に親会社の「日本洋書販売」が破産法に基づく破産手続開始を申請し、同社債務の連帯保証を負う洋販ブックサービス株式会社も民事再生法に基づく再生手続開始を申請し、店舗営業は継続しながら再建を図ることになる。 

新古書店チェーン「BOOK OFF」を運営するブックオフコーポレーションが再生スポンサー企業に名乗りを上げ、同社傘下で2度目の再建を図る。2008年11月中にブックオフコーポレーション100%出資子会社として「青山ブックセンター株式会社」を設立し、11月末を目途に青山ブックセンターと流水書房が2億5000万円で事業譲渡される。2012年4月1日にブックオフグループのブラスメディアコーポレーション株式会社(後の株式会社B&H)が青山ブックセンター株式会社を吸収合併し、青山ブックセンターおよび流水書房の事業を承継。さらに2016年1月18日に株式会社B&Hがブックオフコーポレーションに吸収合併され、現在は同社の直営となっていた。 

 

・・・いやあ「悲喜こもごも」どころか、「二転(店)三転(店)」ですね。

 

 

《聖書図書館》 

一般財団法人「日本聖書協会」 聖書図書館 

 104-0061 東京都中央区銀座 4-5-1 聖書館7F/03-3567-1995  

https://www.bible.or.jp/library/lib01.html

 

 

《NEWS》2017.7.19クリスチャントゥデイより 

日本で唯一の聖書専門図書館として親しまれてきた東京・銀座の聖書図書館が、2017年6月30日をもって閉館した。貴重な資料の多くが、2020年以降に新しく開館する★青山学院大学の図書館(東京都港区)に寄贈される。聖書図書館は、日本聖書協会が1980年3月に開館した。古今東西の535言語、5300冊を超える聖書を所蔵し、特に日本語訳聖書は、現存する最古のものから現代訳まで網羅している。その他、辞典や注解書、研究書など、数多くの聖書関連文献がそろっている。中でも、「死海写本」(紀元前2世紀)の羊皮紙複製や、聖書が広く普及するきっかけとなった『42行聖書』(15世紀、グーテンベルクが活版印刷技術を用いて印刷した西洋初の印刷聖書)のファクシミリ版など、貴重な資料が充実している。37年間、聖書研究や翻訳のために利用され、聖書研究者はもとより、一般の人も自由に閲覧できただけに、その閉館には多くの惜しむ声が聞かれる。今回の閉館の理由について、同図書館の高橋祐子さんは次のように答えた。「★青山学院大学では2020年以降に新図書館建設計画があり、その新設される図書館の一角に聖書図書館の蔵書を移設するため、6月末に閉館しました。その準備と、閉館後に聖書展示室を作るため、この時期の閉館となりました」また今後、貴重なコレクションの数々は「元日本聖書協会所蔵聖書」として、青山学院大学の新図書館でまとまった形で公開される予定だという。「キリスト教主義大学における多くの教師、学生の方々によって、これまで以上に聖書の研究と学びがなされることを希望しています。新設図書館は日本一の大学図書館を目指しているとうかがっており、聖書の保管と保存にも十分な管理がなされると思います。また、豊富な予算によって聖書の蒐集が継続してなされ、ますます充実したコレクションに成長していくことを希望しています」聖書図書館は閉館後、「聖書展示室」に形を変え、聖書翻訳の歴史に関する展示がされることになる。「聖書展示室には、1837年発行のギュツラフ訳『約翰(ヨハネ)福音之傳』、1617年の『ジェームズ王欽定訳英語聖書』などを展示し、聖書の歴史や翻訳の歴史を分かりやすく説明し、より親しみやすい場所になるよう計画しています」と高橋さん。なお、移動された資料は、青山学院大学の新図書館完成まで、相模原キャンパス内の万代記念図書館地下自動書庫に置かれ、公開されることになる。 

 

《参考》「教文館ものがたり明治・大正・昭和・平成の130年」 

https://www.kyobunkwan.co.jp/history

1885(明治18)年、アメリカから派遣されたメソジスト教会の宣教師たちが、伝道用の書籍やトラクトを販売したり、出版活動をするための組織を作ったのが、「教文館」の始まりです。そして1891(明治24)年には、銀座に書店を開店、それから124年間、銀座の老舗書店・出版社としてお客様に親しまれてまいりました。関東大震災、太平洋戦争と、度重なる試練をくぐり抜けて現在に至る、130年の教文館の歴史をご紹介します。 

 

・・・「青山ブックセンター本店」前に、「青山学院大学」があります。

 

 

《青山学院大学》 

150-8366東京都渋谷区渋谷4-4-25/03-3409-9612 

https://www.aoyama.ac.jp/

★「青山学院大学・女子短期大学図書館」 

https://www.agulin.aoyama.ac.jp/

青山キャンパスの本館の建物は、1974年の創立100周年事業として1977年に建設された、地上3階、地下1階の建物です。蔵書数は約106万冊あり、主たる図書は開架式で、自由に手に取ることができます。レファレンスカウンターでは、利用者に図書館を最大限に活用してもらうためのサービスを行なっています。また、学術情報を効率よく探すためのデータベースや、海外の電子ジャーナルなど、多くのコンテンツが図書館ホームページを介して利用できるように整備されています。 

《NEWS》2013.7.31建設通信より 

大学に新図書館建設/中等部校舎建替えも検討/青山学院の青山キャンパス再開発 

青山学院(東京都渋谷区)は、青山キャンパス(同区渋谷4-4-25)再開発の一環として、青山学院大学★新図書館棟の建設に向けた検討を進めている。建設地や規模など詳細は未定だが、従来の図書館とは違い、問題解決型の学習過程を支援するための「賑やかな図書館」をめざす考えだ。また、中等部でも、新校舎の建て替えに向けた建築コンセプトの検討を進めている。工事は複数工期に分けて進め、5年以上先の完成を見込んでいる。設計業務の委託先はいずれも今後選定する。同学院は、50年、100年後を見据えて青山キャンパスの再開発計画に取り組んでいる。キリスト教信仰に基づく創立当初からの理念を継承しながら、21世紀にふさわしい総合学園を目指している。再開発方針として「伝統と未来が出会う、緑と文化溢れる空間」「安全・安心な教育環境」「サステナブルなキャンパス運営体制」の3つを掲げ、さらなる教育環境の充実を図る。その一環としてこれまで、大学17号館(地下2階地上12階建て延べ3万5900㎡、設計=日建設計、施工=清水建設、2012年4月竣工)を建設したほか、高等部の校舎建替工事として西、北棟、講堂、メディア棟などが完成している。今年度は第III期として体育館の建築工事を進めている。全体完成は14年度を予定している。設計は日建設計、施工は戸田建設が担当。今後はさらに、専門書を配架する研究図書館となっている既存の図書館を残しながら、学生の学びに視点を置いた新しい図書館を建設することで、大学の研究教育のさらなる促進を図る。青山キャンパスには現在、大学の教室棟、体育館、図書館などがある。キャンパス南東に中等部の本校舎、東校舎、南校舎体育館、グラウンドがあり、そのほか幼稚園、高等部、短大の校舎などが立地している。 

※校友会会報『あなたと青山学院』 

http://www.alumni-aogaku.jp/index.php?flow=page&aid=167

4、5、6号館とプールを取り壊し、新図書館を併設した新校舎を建設する計画が公表されています。

 

・・・大学の図書館やミュージアムは、様々な遺産を受け継ぎ、研究に資する重要な機能があります。そして、もっともっと地域に開かれた活動や企画を展開してほしいと、期待しています。