版画(2) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・ずいぶん間が開いてしまいましたが、

 

【綿引明浩】(1960~) 

http://www.cast-studio.jp/

1960茨城県水戸市に生まれる。1984東京芸術大学美術学部首席卒業。1984東京芸術大学卒業制作展・買い上げ賞受賞、大学院在学中に西武美術館版画大賞展優秀賞受賞、銅版画を中心に作家活動を開始。1999年から透明アクリル板の裏面から描くオリジナル絵画技法「クリアグラフ」による作品を発表。これまで国内外のギャラリーで個展やグループ展、ワークショップを開催。2013年に新島国際ガラスアートフェスティバルへの招待を受け、初のガラス作品を制作。昨年からショートアニメーションに挑戦するなど、ジャンルを越えて様々なメディアによる表現を展開する。

 

 

《「ヒトを食べたきりん」》/作:2005まちゅまゆ 

http://machumayu.com/

エッチング/アクアチント/がんぴ紙/ガッシュ/約10×8cm 

★絵本「ヒトを食べたきりん」のもととなった一枚。 

1998年より福岡を拠点に画家として制作活動を始める。油彩画を主に銅版画も制作。毎年、個展とグループ展に多数出展。2004年より湯布院のshop「HOMME BLUE CAFE(オムブルーカフェ)」にて常設を開始。2009年に油彩画による絵本「ヒトを食べたきりん」出版。2010年より東京へと活動の幅を広げ、個展や企画展への参加を続けている。

 

 

《NEWS》2009.1.6西日本新聞より 

自身のいじめ体験もとに思い込め「交流の大切さ伝えたい」 

福岡市中央区高砂の画家、まちゅまゆさん(36)=本名・西浦真由実=が初めての絵本「ヒトを食べたきりん」(集広舎刊)を出版した。自身のいじめ体験をもとに「コミュニケーションの大切さを伝えたい」との思いを込めた。まちゅまゆさんは1997年にデザイン事務所を辞めてから、画家として活動。子どもや動物をモチーフに人の心の繊細な動きを主に油彩で描いている。手製の絵本を作ったことはあるが、出版するのは今回が初めて。絵本は、人と接することが下手なキリンが孤独を感じるあまり、人を傷つけ、食べてしまうという物語。小中学生時代にいじめを受けた経験を持つまちゅまゆさんは「私もコミュニケーションが苦手な★『きりん』のような存在だった。誰もが心の暗闇をもっている。殺伐とした時代だからこそ、明るい面ばかり見つめるのではなく、あらためて人間の暗い部分と向き合うことが大切。そうした視線が社会に光をもたらしてくれるんだと思います」と、絵本に込めた思いを語る。絵もあえて暗いトーンの油彩画にした。CDも付いており、2人の音楽家が作ったオルゴールとピアノの曲を聞きながら物語を楽しむことができる。集広舎(福岡市博多区)の川端幸夫代表(55)は「絵と物語に感動して、ぜひ出したいと思った」と話していた。B5変形判、2415円。全国の大手書店で販売中。集広舎=092-271-3767。 

http://www.shukousha.com/information/publishing/112/

 

 

 

 

《NEWS》2016.10.6 

「福岡市動物園」にオスのキリンがやってきます 

http://zoo.city.fukuoka.lg.jp/news/detail/738

オスのキリンがやってきます。一般公開は11月上旬の予定(日時未定)です。公開日時はキリンの体調や、新しい環境へ慣れていく状況などをふまえ、今後決定します。これで、福岡市動物園で飼育するアミメキリンは、メス「リンダ」をあわせた2頭となります。将来的には、この2頭で繁殖をめざしていく予定です。 

【今回やってくるアミメキリンについて】 

名前:ジュラ(オス)2015年7月29日東山動植物園生まれ(1歳)現在の体高約300cm 

 【福岡市動物園のキリンについて】 

名前:リンダ(メス):2012年4月25日アメリカ生まれ(4歳)2014年6月28日福岡市動物園来園。福岡市動物園のキリンは、2016年2月からメス1頭のみ。 

《NEWS》20109.7.22 

http://zoo.city.fukuoka.lg.jp/articles/detail/11

動物園には6歳の「キーボー」という雄のキリンがいます。漁師網の目のような模様から,「アミメキリン」という和名がつけられています。若くて、模様がすっきりしているせいか,または親の欲目か、キーボーは私が見たキリンの中では一番のイケメンキリンです。野生ではあり得ないことですが、キーボーは地面に座り込むことがあります。アフリカに生息する野生のキリンは、猛獣に襲われた時逃げやすいように、眠る時でさえ立ったまま。くつろぎすぎのキーボーですが、運がよければ午後になると座った姿を見ることができます。ところで昔、動物園にはキーボーよりもっと複雑な模様をした★『ミナミちゃん』という「マサイキリン」がいました。しかし、獣舎に入ったビニール袋を食べて亡くなってしまうという悲しい事故がありました。この実話は★絵本の題材にもなりました。動物園では獣舎にごみが入らないよう気を配っていますが、それでもお菓子の包み紙などが風に飛ばされてキーボーが食べてしまうことがあります。動物園に来られた時は、包み紙一つが大切な命を奪うことがあることを思い出し、食事やおやつの時にごみを落とさないよう気をつけてくださいね。

 

★「紙芝居になったキリン」 

今から25年ほど前「福岡市動物園」には、ミナミという雌のキリンがいた。雄のタカオとは仲睦まじくネッキングと呼ばれる首を絡めあう仕草がとても愛嬌があり、動物園の人気者だったという。しばらくしてタカオが老衰で亡くなり、それから8ヵ月も経たないうちに、今度はミナミが突然亡くなってしまいます。急なことなので飼育員も慌てたという。ミナミの死因はまったく分かりません。解剖をして調査をすることになった。その結果は、胃の中にお菓子のビニール袋が詰まったことが原因だということが分かった。さらにこのとき、ミナミのお腹には9ヵ月になるタカオの赤ちゃんがいたことも判明しました。小さなゴミが原因で、ミナミとお腹の赤ちゃんまで失ってしまった福岡市動物園。この悲しい出来事に園内は暗く静まり返りますが、やりきれない思いから救われたのは、一本の問い合わせでした。それは、このニュースを見た博多区のある家族が、「かわいそうなキリンのお話を紙芝居にして、二度とこのような事故が起きないようしたい」というものでした。出来上がった紙芝居が福岡市内の銀行のロビーで公開されると、今度はこのニュースが徳島県の小学校の先生の目に留まります。「ぜひ、この紙芝居を子どもたちの教材に使わせてください」紙芝居を作った家族にとっても、福岡市動物園にとっても、こんなにうれしいことはありません。『母になれなかったミナミ』の紙芝居を観た徳島の子どもたちは、次々に感想を口にします。「ミナミちゃんがかわいそう」「だれがゴミなんか捨てたの」「僕たちが捨てたゴミが、福岡まで飛んでいったのかもしれないよ」熱心な話し合いはクラスの気持ちをひとつにし、その思いはやがて地域のゴミ拾い活動にまで発展していきました。紙芝居となったキリンのミナミは、いまもどこかの小学校の教室で子どもたちに、ゴミをポイ捨てする人のモラルについて、動物の立場で語りかけています。 

 

《「アフリカの虹」福岡市動物園キリン物語》中央法規出版 (1995/11/1) 

著:手島悠介/イラスト:徳田秀雄 

お腹の中に宿した赤ちゃんが生まれてくるのを楽しみにしていたキリンのみなみが、ある朝突然、冷たくなって倒れていた。悲しみにくれる動物園の人々。原因は一体なんだ。みなみの胃の中からは大きなかたまりが見つかった。実はこのかたまりは…。福岡県で起きた悲しいできごとをもとに、動物たちの魂の叫びを描いた、感動の物語。 

 

★「福岡市動物園」 

810-0037 福岡市中央区南公園1番1号/092-531-1968 

http://zoo.city.fukuoka.lg.jp/sp/

福岡市動物園の前身は、1933年(昭和8)に「御大典記念・福岡市動植物園」という名称で設立された昭和天皇御即位記念事業施設になります。戦時中は日本中の他の動物園と同様に閉鎖となりましたが、戦後1953年(昭和28)に新たに現在の場所に動物園が開園し、現在に至ります。 2013年に開園60周年を迎えました。

 

 

《NEWS》W杯出場各国を動物に例えるイギリスの大衆紙「デイリー・メール」 

http://www.dailymail.co.uk/home/index.html

日本★キリン/猛獣を追い返す力を持つが、一度倒れると起き上がれない。 

ギリシャ:カメレオン/多くのものにとって取るに足らない存在だが、生き残る術を心得ている。 

コートジボワール:ゴリラ/腕力はあるが、猛獣と渡り合う勇気はない。 

コロンビア:キングコブラ/その毒牙はどんな猛獣も死に追いやることができるが、口を掴まれるとなす術がない。 

スペイン:カバ/長年恐るるに足らないと思われていたが、実は最も危険であることが分かった。 

ブラジル:ライオン/誰もが認める百獣の王。縄張りの中心からすべての獲物を見据える。 

メキシコ:ハイエナ/おこぼれにあやかるイメージがあるが、自らも積極的に狩りを行う勇猛さをもつ。 

オランダ:チーター/獲物を追い回す狩人のイメージがあるが、シマウマ以外を狩る姿は想像しにくい。 

イングランド:マンドリル/強そうな風貌をしているが、誰も戦うところを見たことがない。 

フランス:ゾウアザラシ/見た目よりずっと強くプライドも高いが、百獣の王の称号を争う実力はない。 

アルゼンチン:ホッキョククマ/見た目も美しく牙も爪もある。しかしすぐ自分の住処に帰りたがる。 

ドイツ:シベリアトラ/ライオンと刺し違える力を持つ。ライオンより美しく強いと信じるものもいる。 

ポルトガル:ジャガー/チーターの紛い物だと思われているが、実はチーターより頑強な身体を持つ。 

韓国:ビーバー/獰猛で噛みつかれると大怪我をするが、誰も怖いと思っていない。

 

 

《NEWS》2017.3.26静岡新聞より 

アミメキリン「イロハ」お嫁入り/東伊豆の動物園 

413-0411静岡県賀茂郡東伊豆町稲取3344/0557-95-3535 

http://www.izu-kamori.jp/izu-biopark/

東伊豆町稲取の伊豆アニマルキングダムに雌のアミメキリン「イロハ」が仲間入りし、25日から公開が始まった。雄の「イブオ」と夫婦になり、将来は子どもの誕生が期待される。イロハは2015年11月、山口県周南市★「徳山動物園」で誕生した。体長(角までの高さ)は約3メートル。大人になると、4メートル以上に成長するという。母親の「ナオコ」と暮らしてきた7歳のイブオにとって、★「首を長くして待っていたお嫁さん」(施設担当者)になった。伊豆アニマルキングダムによると、キリンは3歳前後で子どもを産むようになるという。イロハは餌の牧草を旺盛に食べ、順調に新生活を始めた。当面は義母のナオコと一緒に飼育して環境に慣れさせ、1カ月後をめどに「夫婦生活」を始める。