・・・丼池、久太郎町から淀屋橋へ。
《参考1》「丼池」
大阪市中央区南船場にあった池。明治7年(1874)に埋められた。旧名、芦間池(あしまいけ)。池に面していた丼池筋には第二次大戦前は家具問屋、戦後は繊維問屋が密集。中央区の船場(せんば)地区に位置し、心斎橋筋の東隣を南北に伸びる丼池筋のうち、中央大通りの船場センタービルをはさむ南北の一画で、隣接する本町、南久宝寺(みなみきゆうほうじ)、心斎橋筋などとともに伝統的な繊維卸問屋が集中し、商都大阪を代表する中船場の問屋街を構成する。丼池筋は北の土佐堀川から南の長堀通り(長堀川が1964年に埋め立てられたもの)までの区間の街路で、かつては建具屋、指物屋、道具屋などが並び、東隣の堺筋本町付近が繊維問屋の中心であったが、第2次大戦後に繊維商品を取り扱う業者がここに進出し、新しい問屋街を形成した。
《参考2》「久太郎町」
染物や漆器商などが多く、現在は陶器神社やタイル会社のある街です。名前の由来は(1)百済町と書いたのを後世誤り伝えた説と(2)堀久太郎(秀吉直属の家来)の邸の跡地であったという説の2つがあります。平成元年までは北久太郎町、南久太郎町に分かれていました。
・・・いつも指をくわえて外観だけで我慢していた建物、とうとう中に入ります。
《住友ビル本館》
541-0041大阪市中央区北浜4-5-33
http://www.office-sc.com/bu/k01_honkan.html
http://www.interior-i.jp/works/sumitomo_bld_o.html
https://ikenchiku.jp/building/101/
別称は住友ビルディング。完成当時は新住友ビルディングと呼ばれた。1962年竣工時、延床面積で西日本最大、現在も賃貸オフィスビルの1階当たりの床面積としては大阪最大のマンモスビル。優れた建築に贈られる建築業協会賞(BCS賞)を受賞している。また、適切な活用および維持管理がなされており第22回BELCA賞ロングライフ部門で表彰された。
・・・シンプルな外見、内部もシンプル。随所に様々な工夫が凝らされており、見応えがありました。
《三井住友銀行大阪本店営業部》
541-0041大阪市中央区北浜4-6-5/06-6227-2111
http://www.smbc.co.jp/
https://ikenchiku.jp/building/98/
住友銀行本店など住友財閥の中枢機関が置かれた近代オフィスビル。7階建てで建設されるはずが関東大震災の影響で5階建てに変更された(現在は1階増築して6階建て)それでも財閥系の近代オフィスビルでは最大の大きさを誇るという。現在は三井住友銀行大阪本店営業部として利用されている。
・・・すご~い銀行です。内部は撮影禁止、ぜひ機会があれば観に行ってください。