・・・河合町「ようかいあーとふぇす」始まりました。
《砂かけ婆発祥の地》河合町から妖怪の魅力を全国に発信
2017年11月11日(土)~12日(日)
於:河合町立文化会館「まほろばホール」
636-0071奈良県北葛城郡河合町高塚台1-8-3/0745-72-1100
河合町には、町内各地に「砂をかける何者かがいた(今もいる!?)」や、「むかし、子どもの時にきつねの提灯を見た」などの言い伝えが残っており、小さな子どもからご高齢の方まで幅広く親しんでもらえる「妖怪」をテーマに、全国の妖怪ファンが参加できるフェスティバルを開催することとなりました。妖怪アート作品の展示や妖怪ワークショップ、妖怪トークショー・妖怪コスプレイベントなど、妖怪でいっぱいの2日間です。
〇あーと作品展
全国から出展された、約200点の≪妖怪≫をテーマにしたアート作品を展示します。
〇記念講演
「妖怪1日入門 奈良の妖怪・不思議スポットをめぐって」
日本妖怪研究所長:亀井澄夫さん
〇トークショー
妖怪に精通し、奈良県を中心に各方面で活躍されている女性だけで繰り広げるトークショー 妖怪書家:逢香さん/妖怪文化研究家:木下昌美さん/国際日本文化研究センター教授:安井眞奈美さん
〇ようかいカブリモノ変心塾:チャッピー岡本さん
1枚の紙から、世界に1つだけのようかいのカブリモノを作ります。オリジナルのカブリモノで、ようかいに大変身!ワークショップ。
〇書画ライブパフォーマンス/妖怪書家:逢香さんによる実演を行います!
〇コスプレイベント 小さなお子さまから、本格的に活動されている方まで、どなたでもご参加いただけます。
〇妖怪ウォッチ特設ブースのほか、人気キャラクター ジバニャンも登場します!
〇その他 人形劇やおはなし会など盛りだくさん!!
《奈良妖怪新聞》
http://www.yamatoseikei.co.jp/youkai/
大和政経通信社は、県内を中心に活動する妖怪文化研究家の木下昌美さんが執筆する電子新聞『奈良妖怪新聞』を毎月第1月曜日に発行しています。奈良に伝わる怪しい話、お化けの話について妖怪文化研究家の木下昌美さんが月に一度、紹介します。これまで注目される機会が少なかった「奈良のお化け」─。河童や天狗、べとべとさんや砂かけババなど、思いの外たくさんのお化け譚(たん)が奈良には眠っているようです。『奈良妖怪新聞』では地域の方に話を伺いながら、奈良にまつわる怪しく不思議な話を掘り下げます。「お化け」はもちろんのこと、奈良の魅力も感じられる紙面をめざします。
【木下昌美】
妖怪文化研究家。福岡県出身、奈良県在住。子どものころ「まんが日本昔ばなし」に熱中し、水木しげる氏の漫画「のんのんばあとオレ」を愛読するなど、怪しく不思議な話に興味を持つ。同志社女子大学、奈良女子大学大学院でお化けや、説話文学における〈鬼〉を中心に研究。現在、奈良県内のお化け譚を蒐集、記録をすすめる。
【妖怪書家:逢香】
1994年2月10日生まれ。大阪府出身、奈良県在住。6歳から書道を学ぶ。奈良教育大学伝統文化教育専攻書道教育専修卒業。大学に入学後、変体仮名の授業を受けたことをきっかけに個性豊かな妖怪たちに興味を持ち、主に墨を使って描きはじめる。イベントでは書画・書道ワークショップを開催。2017年には黒い妖怪ウォッチのキャラクターデザインとタイトルデザインを手掛ける。現代の生きづらさを妖怪とともに。
・・・なんと、「河合町・教育長賞」をいただきました。
・・・大ホールの緞帳は、絹谷幸二さんの作品でした。今回の展覧会(ふぇす)でも、多くの出会いと学びがありました。2日間しかありませんが、お立ち寄りください。