《NEWS》2014.7.30マイナビニュースより
JR西日本グループは7月29日、平成25年度からスタートさせた「大阪環状線改造プロジェクト」において、新たに桜ノ宮駅、桃谷駅、野田駅、福島駅の高架下アートを計画したと発表した。同プロジェクトの下、大阪環状線全体のイメージアップを図るべく、森ノ宮駅美装改良工事、高架下商業施設「ビエラ玉造」の開業、発車メロディの導入、ラッピング電車の運行などさまざまな施策が展開されてきた。桜ノ宮駅では、地元老人会が区内の清掃活動で落書き消去活動に取り組んだことをきっかけに、都島桜宮保育園の園児が壁画制作を行った。桃谷駅では、店舗開発までの暫定期間、工事仮囲いパネルに列車と環状線の沿線風景をデザインする。デザインは、今年3月に開業した「ビエラ玉造」のオープニングイベントで地域の子どもたちが描いたぬりえを取り込んだもの。★野田駅では、高架橋柱に、地域のシンボルとして、大阪の食を代表する中央卸売市場をイメージした活気のあるデザインを施す。制作は、大阪芸術大学のOBで、完成は8月4日の予定。★福島駅では、高架下店舗開発までの暫定期間、工事中仮囲いパネルを活用した大阪芸術大学の学生による壁画制作を行う。アートのテーマは、同地が飲食エリアとして認知されていることから「Bar」で、8月下旬に完成予定。
http://www.osaka-geidai.ac.jp/geidai/departments/artplanning/special/sp_01.html
http://yaplog.jp/kaorinomikoto/archive/1617
《JR環状線野田駅の高架下橋脚デザイン》
事業主体:学校法人塚本学院大阪芸術大学、大阪市福島区役所
協賛:日本ペイント販売株式会社
協力:西日本旅客鉄道株式会社
http://www.city.osaka.lg.jp/fukushima/page/0000277843.html
JR環状線の野田駅周辺は、商店街や飲食店、ホテルなどが立ち並ぶほか、当駅は、取扱高が西日本最大の★大阪市中央卸売市場本場の最寄り駅となっています。しかしながら、駅高架下は景観に配慮されていない単色の橋脚が立ち並び、「殺風景」「にぎわいに乏しい」というという声が多く聞かれ、区内外から多くの方々が集う駅として、魅力あるエリアへと発展させるために、地域を象徴するデザインペイントをJR野田駅高架下橋脚に行うこととなりました。そこで、大阪の「食」を代表する中央卸売市場をイメージした、活気のある、明るい、人々を魅了する質の高いデザインを施すことで、まちの賑わいづくりにつなげていきます。福島区役所では、昨年★JR福島駅にも高架橋脚ペイントを実施しました。
《JR福島駅前に七福神が登場》
事業主体:学校法人塚本学院大阪芸術大学、大阪市福島区役所
協賛:日本ペイント販売株式会社
協力:西日本旅客鉄道株式会社、福島聖天通商店街振興組合
http://www.city.osaka.lg.jp/fukushima/page/0000238685.html
JR福島駅周辺は、飲食、物販、ホテルなど魅力ある店舗が立ち並び、快速電車が停車するなど、多くの方々が利用されていますが、これまで駅高架下は、「暗い」「殺風景」といったイメージがありました。そこで、区内外から多くの方々が集う福島区の顔として、地域を象徴するようなシンボル的なものを設けることになりましたが、JR福島駅周辺はオープンスペースがほとんどないことから、JR福島駅前高架下橋脚に区民が誇れるシンボルとして、明るく、楽しい魅力あるデザインを施しまちの賑わいづくりにつなげていくために企画しました。デザインには、末広がりの『八』本の柱に七福神と福島区の花であるのだふじを組み合わせて、縁起の良い『福』つながり、『福島を福福でいっぱいに』『福島を訪れる方々に福が訪れるように』という思いが込められています。
・・・ラグザのモニュメントは、「福島駅」プラットホームからよく見えます。
■建物名:ラグザ大阪(阪神杉村ビルディング、ラグザ大阪・レジデンス)/福島区福島5-6-16他
作品名:ツイスター、トンチ、水を求めて風を待つ、誘惑・水のかたち/所有又は管理者:阪神電気鉄道、杉村倉庫/制作者:伊藤誠、海老塚耕一、竹中工務店
・・・鉄道・駅そしてその界隈が一体となって「環境アメニティ」を整備していくこと、生活の中にアートが自然に溶け込むことが重要ですね。