富田林市(2) | すくらんぶるアートヴィレッジ

すくらんぶるアートヴィレッジ

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

・・・富田林市には、残念ながら「箱物」としてのミュージアムはありませんが、WEBサイト「富田林きらめきミュージアム」があります。

https://www.city.tondabayashi.osaka.jp/museum/

 

 

《「津々山台公園」りぼん通り》

http://www.city.tondabayashi.osaka.jp/museum/search/detail/?pkId=9

市の西部に★URが開発した「金剛東団地」には、団地内の公園を結びつつ、遊び心に満ちた延長2.7kmの遊歩道があります。ペ-ブメントどおり・芝生どおり・モニュメントどおり・レンガどおり・フラワ-どおり・にぎわいどおり・せせらぎどおり・ツリ-どおりの8つの遊歩道でつながり、上空から見ると「りぼん」の形にみえる。★「モニュメント通り」には野外彫刻が設置されています。

 

 

【冨長敦也】(1961~)

http://tominagaatsuya.com/

1961大阪生まれ

1986金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科絵画彫刻専攻修了

1988大阪中之島緑道彫刻公募にて受賞(大阪)

1990第3回三田彫刻コンペティションにて特別賞受賞(兵庫)

1997 (財)ポーラ美術振興財団在外研修助成を受けイタリアにて滞在・制作

1998「ヤマの男たちのモニュメント」コンクールにて佳作賞受賞(福島)、神戸学院大学創立30周年記念モニュメントコンクールにて一位指名

2005あまがさき平和モニュメントデザインコンクールにて優秀賞受賞(兵庫)

2013テキスタイルデザイナーのジャック・ラーセンが築いた庭園美術館LONG HOUSEに作品が収蔵される。第25回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)にて大賞受賞

 

【川島慶樹】(1962~)

1962大阪生まれ

1984大阪芸術大学美術学科彫塑卒業

1990富田林市リボン通りモニュメント「地の華」「宙の華」

1993心斎橋アメリカ村ビッグステップ北側モニュメント「Birdy Twins」

2001守口市西山荘遊歩道モニュメント「川面への想い」

2003 EL PALAU FALGUERA エントランス (バルセロナ、スペイン)

 

 

【手塚登久夫】(1938~2015)

1938栃木県今市市に生まれる1961二科会初出品 以後2001年まで出品(1964年特選/1966年会友推挙/1968年会員推挙/1971年会員努力賞/2000年文部大臣賞)2004年二科会退会1963東京藝術大学美術学部彫刻科卒業、サロン・ド・プランタン賞受賞1965東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了1983東京藝術大学助教授1984-85文部省在外研究員として米国ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン(R.I.S.D)およびメキシコに研修1985 RISD美術館にて個展(米国ロードアイランド州)1989東京藝術大学美術学部彫刻科教授1994倉吉博物館にて倉吉緑の彫刻賞受賞記念展を開催1998長野市野外彫刻賞受賞2005東京藝術大学大学美術館にて「退任記念 手塚登久夫展」を開催、同学陳列館にて開催の「石の思考─手塚登久夫と芸大石彫」に出品2015逝去

 

《独立行政法人「都市再生機構」UR》Urban Renaissance Agency

http://www.ur-net.go.jp/

独立行政法人都市再生機構(以下「機構」という。)は、機能的な都市活動及び豊かな都市生活を営む基盤の整備が社会経済情勢の変化に対応して十分に行われていない大都市及び地域社会の中心となる都市において、市街地の整備改善及び賃貸住宅の供給の支援に関する業務を行うことにより、社会経済情勢の変化に対応した都市機能の高度化及び居住環境の向上を通じてこれらの都市の再生を図るとともに、都市基盤整備公団(以下「都市公団」という。)から承継した賃貸住宅等の管理等に関する業務を行うことにより、良好な居住環境を備えた賃貸住宅の安定的な確保を図り、もって都市の健全な発展と国民生活の安定向上に寄与することを目的とする。

 

・・・UR「都市再生機構」のWEBに「美団地」というサイトがあります。

 

 

《美団地》

http://www.ur-net.go.jp/kansai/vidanchi/

とは、その名のとおり「美しい団地」です。みなさんは、何をイメージされますか?いつもきれいに清掃されていること。四季折々の草花が美しく咲いていること。デザインが近代的でかっこいいこと。機能性にすぐれて使いやすいこと。おしゃれなライトアップがキラキラしていること。周辺の環境になじんでいること。歴史や伝統を今につなげていること。住民のみなさんの明るい笑顔があふれていること。ぜんぶ、美しい団地の風景ではないでしょうか?団地でみつけた、美しい風景や出来事を、みなさんにお伝えしたい、そんな思いから生まれた、このホームページ。これからも、大切な団地の風景をお届けします。

★「団地アートミュージアム」

http://www.ur-net.go.jp/kansai/vidanchi/closeup/art.html

緑の中をゆっくり散歩する、広場を子どもたちが駆け回る・・・団地には、そんな暮らしの風景の中に溶け込みつつも存在感のあるパブリックアートが数多く存在します。暮らしの中で自然に芸術にふれ、アートをきっかけに新しいコミュニティが生まれることで、魅力的で愛着の持てるまちになってほしい・・・そんな願いが込められています。ここでは、UR賃貸の団地に設置されている代表的なアートを紹介します。

 

・・・「藤沢台第3団地」が紹介されています。

 

《1984「子ども」「はと」》作:松本鐵太郎

http://www.ur-net.go.jp/kansai/vidanchi/artproject/stage5.html

富田林市にある「藤沢台第3団地」には、団地の入口近くの歩行者専用通路に『子ども』と、『はと』が設置されています。子どもたちが毎朝夕に行き交う通学路にあるため、元気な子どもたちが触れて遊ぶ姿が目に浮かびます。大阪芸大生たちも作品に触れながら、思わず呼びかけてしまうような振る舞いをしていました。パブリックアートの役割を理解しやすい作品の一つだと思います。この作品としっかり向き合った学生からは、「作品のディテールへのこだわりや温もりを感じることができる表情は魅力的で、親しみをおぼえる作品だと思います」というコメントが寄せられました。

 

 

【松本鐵太郎】

「彫刻工房マツモト」:堺市東浅香山町1-17-1/072-254-7747

1947大阪生まれ1967大阪市立美術研究所彫刻部修了1968一陽会出品、以後1978年まで毎年出品、特待賞受賞1971花と彫刻展(靫公園)出品、以後1991年まで毎年出品1973「一刀彫」を始める1977今橘画廊、番画廊等にて以後個展多数1980素材別に見た立体展出品、以後1990年まで毎年出品1981日本美術家連盟会員となる1982株式会社「彫刻工房マツモト」設立1988堺市、大阪市他モニュメント設置多数1990一刀彫作品を秋篠宮様に御買上げ戴く1996北海道旭川美術館 木の造形旭川大賞出品1999匠の聚に「工房鐵山」を開設し、能楽、雛、干支などの一刀彫を手掛ける/茶屋町画廊「机の上と壁の小さなアート展」(1986~毎年出品)奈良市美術館、アートスペース上三条にて「匠の聚展」出品。

 

・・・PL「大平和祈念塔」も、富田林いや南河内を象徴するアート作品です。