・・・もちろん館内は撮影禁止ですから、違った角度から棟方志功さんを紹介していきたいと思います。
《参考》浪華名所獨案内「二ツ井戸」
http://sumai-osaka.blogspot.jp/2015/12/blog-post_21.html
一心寺の北側「逢坂」を西へ下って松屋町筋の交差点へと至ります。交差点近くの歩道に古い大きな道標があります。明治丗年(30年)12月に建てられたと刻まれている表面には、「すぐ 今宮 木津 右 二ツ井戸 八軒家 天神」と記されています。「二ツ井戸」とは道頓堀と東横堀とが直角に交わるあたりにかつて存在した井戸のことです。当時の大阪における名所の1つでした。長方形の石の井桁で、中央を石板で仕切った二つの井戸が並んだ形をしていたことからこの名前で呼ばれていました。井戸のあたりは水運が中心であった江戸時代、船で運ばれてきた物の荷揚げ場だったので、多くの物資や人々が集まる所であったといいます。
《二ッ井戸「津の清」》
590-0012堺市堺区浅香山町3-9-11
平成28年6月1日(水)から本社が下記に移転いたしました。
558-0002大阪市住吉区長居西1-5-1/0120-7-18054
創業1752年(宝暦2)3月。「二ツ井戸おこし」として知られる栗おこしの「津の清」は、この二ツ井戸の西で商いをしていました。その後、区画整理で本社を堺市に移転、その際、二ツ井戸も本社横に移転設置されました。
大阪の名物として多くの方に親しまれている「粟おこし」。その長年の伝統とこだわりから生まれた豊かな風味は、いつの時代も皆様に愛され、くつろぎのひとときを彩る本物の味として選ばれ続けてまいりました。私たちは、これからも老舗としての伝統を保ちながらも、時代の流れと共に変わりゆく味覚や食感を追求し、常に斬新な試みを実践する老舗として、日々努めてまいります。
■二ッ井戸のつながり
http://www.tsunose.co.jp/ayumi
■包装紙デザイン
http://www.tsunose.co.jp/tsunose_design
当社の包装紙デザインは世界的版画家★棟方志功が、かつて手がけたことがあります。ピカソ、ミロをも圧倒する個性で描かれる世界観は、数多くの人々を引き付けてやみません。そんな作者の持ち味が存分に活かされた包装紙デザインには「梅鉢の紋」が力強く描かれ、幅広く親しまれる作品になりました。このページでは、棟方志功デザインによる包装紙をはじめとして、包み紙ひとつひとつにもこだわりを持ち続けてきた津の清デザインの一部をご紹介いたします。
・・・棟方志功さんは多くのお店の包装紙の絵を手がけておられます。
《永楽町スエヒロ本店》
530-0002大阪市北区曽根崎新地1-11-11/06-6341-1638
■棟方志功と永楽町スエヒロのゆかり
http://www.e-suehiro.com/relationship/
世界的に有名な棟方志功氏と先代店主は古くから交友が有り、その関係上店内には版画や絵画が数多く展示してあります。氏の作品は、民芸品ととても相性が良く、お食事をされる方々は、お料理と器類と絵画の3つをお楽しみいただけます。また、メニュ-や包装紙に至るまでスエヒロ本店では全て棟方志功氏の作品を使用しております。
・・・こういうお店で、ゆっくり食事をしながら棟方作品を鑑賞する、なんて「ゆとり」は残念ながらありませんので、やっぱりミュージアムでの展示がありがたいですね。