葛城アート番外編(5) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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《傘堂》639-0273奈良県葛城市染野726

http://www.city.katsuragi.nara.jp/index.cfm/14,2700,53,215,html

http://www.city.katsuragi.nara.jp/index.cfm/14,2559,43,195,html

新在家の大池の東畔にある傘堂は、郡山藩主本多政勝候の菩提をとむらうため、その影堂として、恩顧の家臣やこの地域の農民たちによって1674年(延宝2)に建立されたものです。一辺が約40cmの四角い一本柱を中心に立て、その上に本瓦葺の方形造の屋根がのる珍しい形の建物で、その全体的な形が唐傘に似ていることから傘堂(唐傘堂)と呼ばれています。また、いつの頃からか、安楽往生を願う庶民信仰の対象にもなっています。昭和60年、奈良県有形民俗文化財に指定されました。

 

 

《参考》「當麻山口神社」

奈良県葛城市當麻1081/0745-48-2214

http://www.taimayamaguchi-jinja.org/index.php?FrontPage

古くから近辺の16ヶ所の村(當麻、大橋、西中、勝根、今在家、染野、市場、岡崎、大中、有井、神楽、築山、大谷、池田、野口、鎌田)の鎮守産土神として広く崇敬、信仰されてきた旧指定郷社です。延喜式神名帳(901年)には大和の国に14ヶ所の山口神社が載り、いずれも式内大社の社格をもち、朝廷から奉納をうけていました。これらの神社は本来、山々の精霊を支配した大山祗命を御祭神としたものと思われます。當麻山口神社のことについては神名帳に「人皇55代文徳天皇仁寿3年(853年)、夏4月、冬11月これを祀る」とあり、祈年祭、新嘗祭、月次祭には幣帛※が奉納され、特に祈年祭には幣帛と共に、馬1匹が加えられて奉られていました。三代実録には清和天皇の貞観元年正月27日(859年)に当神社に正五位を贈られ、天皇からの遣いが参向して幣帛奉納とあり神社縁起の上からもまことに古い歴史をもつ由緒深いお社といえます。摂社、當麻都比古神社の祭神、麻呂子皇子は第31代用明天皇の皇子で聖徳太子の異母弟にあたり、當麻氏の先祖とされています。當麻寺を創建したこの地の豪族當麻氏の氏神として男女二神をお祀りしています。延喜式神名帳に式内小社と記載されています。

 

・・・今日は時間がないので、またの機会にします。さて、これから向かうのは、

 

 

★イタリアン「カフェレストラン&バール木伊」

奈良県葛城市當麻423/0745-48-9000

https://www.facebook.com/カフェレストランバール木伊-1651049285138629/

江戸時代に営まれておられた木綿屋さんの屋号を店名にされたという「木伊」さん。 自然を大切にというご先祖の想いを引き継がれ、今年3月にオープンされたばかりですが、「葛城アート」の協賛(スポンサー)をしてくださいました。

 

 

・・・優秀賞として「お食事券」をいただき、素敵なランチを堪能しました。

 

 

・・・「葛城アート」が終わって2ヶ月、再考してみたいと思います。

 

★映画「かぞくわり」

http://kazokuwari-llp.com/

高度経済成長期を終えた時代、核家族の思い描く極楽浄土はとこなのか。郊外の住宅街に住む人々の高齢化にともない、地域 の人口減少・空き家増加・家そのものの建築のずさんさなど住宅にまつわる地域の課題は全国的に社会問題となっています。住宅に対する問題は住宅ローンに始まりますか、それは古代キリシャの時代から存在しているのです。奈良は大阪へのアクセスの良さと利便性の高さから、マイホームを求めた多くの家族か都市部から移住し、早くからヘットタウンとして発展してきました。その傍らでは當麻寺にある極楽浄土を描いた曼荼羅など1000年以上にわたって形を残しているものか存在しています。古いものと現代をセリフなしの映像美で表現することかできる場所か奈良県葛城地域の二上山です。そんな場所に近いベットタウンに住み続けてきたひとつの家族を焦点に、地域のあり方や家族の役割という普遍的なテーマをもとに、実際の住宅街で起こりうるさまざまな出来事を集約し、コメディータッチで描いていきます。二上山を中心に葛城・大和高田・香芝・御所・ 広陵・王寺・河合・上牧か舞台!!奈良から全国に発信する作品として完成をめざします。

本作品は折口信夫氏の原作★「死者の書」の舞台でもある地域でつくられます。「死者の書」はアニメーション作家故★川本喜八郎監督 (「NHK 人形劇三国志」など)が映画化したことでも知られています。その作品に登場する歴史的人物の生まれ変わりの存在など、「死者の書」を現代に置き換えてオマージュする構成となります。また、奈良時代に描かれた“曼荼羅”や“伝説”を散りばめます。奈良だからこそ出せる映像美とストーリーをしっかり捉える構成の作品になります。

【脚本・監督】塩崎祥平

奈良県大和郡山市出身。高校を卒業後、渡米。カリフォルニア・サンノゼ州立大学にて映画 制作とメディアを学び、6年間を米国で過ごす。2004年に帰国し百米映画社入社。同社製作映画のスタッフとして携わる一方、外国人キャストを起用した映画「明日への遺言」「私は貝になりたい」「サイドウェイズ」「レオニー」などで演出助手、通訳として参加。2007年3月、初監督短編作品「おとうさんのたばこ」を発表。2009年、ハリウッド、エジブシャンシアターで開催された「Pictures Battle × how Biz Japan」でグランプリを受賞した。その後、地方における映画製作に注目し、2011年春に新潟県佐渡島で映画「佐渡テンペスト」を企画プロデュース。2012年、出身地である大和郡山市で伝統産業の金魚を題材にしたファンタジー映画「茜色の約束」を長編初監督する。

 

《NEWS》2016.10.14奈良日日新聞より

映画「かぞくわり」一人一人が「こくみんわり」を

任期満了に伴い、葛城市長選挙が16日告示、23日投開票で行われる。現職の山下和弥氏と新人で市議の阿古和彦氏の一騎打ちとなる模様で「激戦必至」との声が上がっている。前々回(平成20年)の同選で現職を約1200票差で破り初当選を果たした山下氏に、前回選(24年)では前市議の藤井本浩氏が挑んだが、約1700差で敗北。現職VS市議の2回戦が4年越しに幕を開ける。山下氏は昨年10月、「無電柱化を推進する市区町村長の会」の会長に就任。今年2月には安倍首相に関連予算確保や法案の早期成立の陳情を行い、葛城市の存在を全国に広めた。6月には、相撲発祥の地として知られる同市の相撲館「けはや座」の応援隊長に芸人の今くるよさんを任命するなど、あらゆる方法で市をPRする手腕を評価する声が聞かれる。一方で、11月3日のオープンをめざし、建設工事を進めている同市の新たな道の駅「かつらぎ」の実績を強調する山下氏だが、市議会からは経営見込みの甘さなどが指摘され、問題視されている。一昨年末には住民有志でつくる「みどりの風の会」(杉田祥雄代表)が、6752筆の署名添えて「凍結を求める要望書」を提出する動きもあった。阿古氏は、新たなハコもの建設を優先するのではなく、停滞している近鉄尺土駅前の整備や市内商店街、観光施設の振興、地元の人材の活用活性化などを訴え、現市政を厳しく批判している。無関心層などに市政の実態を訴え、批判票をどれだけ取り込めるか―。23日の投開票に注目が集まる。同選を前に、大和郡山市出身の★塩崎祥平監督の葛城市などを舞台にした映画「かぞくわり」の撮影が始まった。ベッドタウンに住み続けてきたひとつの家族に焦点を当て、地域のあり方や家族の役割という普遍的なテーマをもとに、実際の住宅街で起こりうる、さまざまな出来事をコメディータッチで描く。同映画の製作費は、県内各界で活動する人らが出資した「かぞくわり有限責任事業組合(LLP)」から捻出されている。組合員やスタッフは「製作を介して地元を元気にするプロセスが大事」、「歴史ある地で撮った内容を、国内と言わず世界に見ていただきたい」と意欲を見せる。LLPを出資元としたことで、地域で権利を持ち、主体となって映画を全国展開していくことができる。映画で地域貢献、活性化の実現をめざす。県統計課の本年度県民アンケート調査で、「奈良のブランド」として全国に発信できるキーワードはとの問いに、46・9%が「大仏」、31・2%が「鹿」と回答している。数年後、「映画」が上位に食い込んでくることを期待したい。国が掲げる地方創生。地方の人口減少に歯止めをかけ、日本全体の活力を上げることを目的に各自治体がさまざまな取り組みを行っているが、地元を元気にする役割は住民一人一人にある。首長を決める選挙もその一つだ。我々には、生まれ育った土地に感謝の意を示し、国民の役割=「こくみんわり」を果たす必要がある。

 

 

《参考》平成28年10月23日執行「葛城市長選挙・葛城市議会補欠選挙」投開票結果

http://www.city.katsuragi.nara.jp/index.cfm/21,25706,54,html

 

《NEWS》2016.10.25奈良新聞より

阿古氏が初当選、 町づくり転換注目/葛城市長選

任期満了に伴う葛城市長選挙は23日、投開票され、前市議で新人の阿古和彦氏(57)=無所属=が、現職の山下和弥氏(47)=同、自民、公明推薦=を破り、初当選を果たした。現職の施策を批判した新人が当選、今後の市政転換がどう図られるか、注目される。投票率は前回(63・31%)より下がり、60・72%だった。阿古氏は「★イベント中心の町おこしから、計画性のある町づくりへ」の政策転換を訴え、尺土駅前整備の早期実現、同市を南北に貫く道路整備など具体策を示したほか、「次世代に残すべきは、ずさんな計画の箱物と借金ではない」と現市政を批判。相手陣営のキャッチフレーズに対し「ナンバー・ワンよりオンリー・ワン」と転換をアピールした。

 

・・・「葛城アート」が単なるイベントとしてではなく、計画性ある町づくりの「伝統文化」として地域に根を張っていけるように、私たち参加者もしっかり認識そして協力していかねばと思います。そういう意味からも「カフェレストラン&バール木伊」様に、今回の作品を寄贈?=無理やりもらっていただきました。展示作品は★撮影禁止ですが、スポンサー様への御礼(情報提供)として画像を扱っておりますことを申し添えます。