具体美術(2) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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《参考1》アートコートギャラリー

530-0042大阪市北区天満橋1-8-5 OAPアートコート1F/06-6354-5444

http://www.artcourtgallery.com/

今井祝雄さんは1946年に大阪に生まれ、1964年★17才で初個展を開きました。以来50年を超えてジャンルもメディアも多岐にわたる作家活動を続けていますが、その最初期の5年間の制作・発表は目覚ましいものでした。初個展開催時には、すでに具体美術協会(以下、具体)の親子ほども年の違う会員との交流を始めており、その縁で個展会場を訪れた《具体》のリーダー★吉原治良に認められ、1964年第14回具体美術展に出展することとなります。翌1965年には《具体》の★最年少の会員となり、さらにその翌年にはグタイピナコテカにて個展が開催されました。《具体》で、前衛芸術とは何かを学び、表現の独自性を探求する姿勢を学びましたが、その《具体》での活動と同時に、新進気鋭の作家として数々の展覧会に招待され、一方で自らも発表の場を求めてコンペティションに応募し、★シェル美術賞大賞を受賞するなど多方面からも評価を受けました。

 

 

《参考2》シェル美術賞

http://www.showa-shell.co.jp/enjoy/art/index.html

描き続けるあなただけにしか生み出せない表現がある。これまで幾多の才能を見出してきた平面作品の登竜門シェル美術賞は、2016年で創設★60周年を迎えます。世界に先駆ける可能性を秘めた、才能あふれる意欲的な作品をお待ちしています。

 

・・・私が教えていただいた「佐々木壮六」先生も、「大賞」をとられています。

http://www.showa-shell.co.jp/enjoy/art/1956to1981/list.html

1956田中阿喜良/1958田畔司郎/1959伊藤隆康/1960沢田重隆/1961馬場彬/1962石橋行雄/1963清水晃/1964金子英彦/1965高松次郎/1966★今井祝雄/1967菅木志雄/1968桑原盛行/1969中沢洋一/1970★佐々木壮六

 

 

《参考3》今井祝雄 Retrospective 17才~22才

2012.10.9[tue]~2012.10.27[sat]/アートコートギャラリー 

http://www.artcourtgallery.com/exhibitions/555/

本展では、初個展の出展作を始め、美術家・今井の最初期にあたる17~22才(1963~1967)に制作された、初出以来およそ50年振りの展示となる作品を中心に、未発表作品や発表時の部材をベースに今回再制作された作品を含む、約20点を展示します。制作時のまま保管されていた作品は、素材に多少の変色が加わったことで、時代のエネルギーを感じさせると同時に、作家の斬新なセンスをまざまざと見せつけます。今井が若いエネルギーを傾けて制作、発表を果敢に続けた、非常に濃密な時期であったことをご覧いただければ幸いです。出展作の多くは、本展終了後に海外へ渡ります。そのため国内での最後の展示となる作品も多くあります。天才少年と呼ばれた今井の真骨頂をこの機会にどうぞご高覧ください。

 

《Artrip Museum新美術館コレクション》

http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu120/artrip/index.html

大阪市は、中之島に新しい美術館を整備する計画をすすめています。★大阪新美術館建設準備室が収集した美術コレクションの一部をご紹介します。

 

 

《参考》「(仮称)大阪新美術館」について

http://www.city.osaka.lg.jp/toshiseibi/page/0000364592.html

★平成33年度中の開館をめざし、現在、公募型設計競技(設計コンペ)を実施しています。本設計競技においては、10月に第1次審査を実施し、68者の提案の中から第2次審査に進む者として5者の提案を選定したところです。この5者の提案について、公開によるプレゼンテーション及びヒアリングを開催するとともに、傍聴を希望される方を募集します。本プレゼンテーション及びヒアリングを踏まえて、最優秀の設計提案が決定されます。

※梓設計・RUR ARCHITECTURE DPC共同企業体/株式会社 遠藤克彦建築研究所/株式会社 佐藤総合計画/株式会社 日建設計 大阪オフィス/株式会社 槇総合計画事務所

 

【吉原治良】★グタイピナコテカWeb版

http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu120/artrip/gutai.html

「具体美術協会」のリーダーとして、また「円」の画家として知られる吉原治良。彼は、「具体」結成以前から、つねに、前衛美術のパイオニアとして傑出した存在でした。 大阪の植物油問屋に生まれ、独学で油絵を学んだ吉原は、1928年(昭和3)に初個展を開催、「魚の画家」として注目を集めます。翌年の藤田嗣治との出会いによってオリジナリティの重要性に目覚めた吉原は、1930年代にはシュルレアリスム風の絵画から純粋抽象へと目まぐるしく画風を変化させ、1938年(昭和13)に二科会の前衛作家とともに「九室会」を結成。戦前の抽象美術をリードする存在となりました。第二次世界大戦下と戦後には一時期人や鳥をモチーフとした具象に立ちかえりますが、1950年代に再び線的抽象へ転じ、やがて激しい筆致や創作の行為の痕跡を残すアンフォルメル絵画へと展開します。1954年(昭和29)に「具体美術協会」を結成、リーダーとして「人のまねをするな」と若い芸術家たちを厳しく指導し、類いまれな手腕で国際的前衛美術団体へと導く一方、自らは単純にして多様な「円」の表現へと到達しました。 欧米の新しい美術動向に敏感に反応して次々と画風を変化させ、時に瑞々しく、時に先鋭的な表現で時代を先駆けた画家、吉原治良。戦中の困難な時期にも筆を離すことはなく、産み出された多様な絵画作品は、1,000点近くにのぼります。★新美術館建設準備室は、吉原家からのご寄贈および購入により、初期から晩年にわたる吉原治良の作品約800点を所蔵しています。ここでは、各時代の代表作を選りすぐり、その画業をご紹介します。

 

 

・・・とにもかくにも「具体」を語るには「吉原治良」さんから、ということで「芦屋市立美術博物館」へ。

 

 

《芦屋市役所》

659-8501芦屋市★精道町7-6/0797-31-2121

http://www.city.ashiya.lg.jp/