セミとカエル(6) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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《参考》「上野公園レストハウス」リニューアル工事:(株)フイリング

518-0002伊賀市千歳38/0595-23-4011

http://www.fuiringu.jp/index.html

 

 

http://blog.livedoor.jp/fuiringu/archives/53955578.html

坂倉準三氏の設計によるRC平屋建て(1960年代竣工)レストハウスを守るようにそびえ建つオブジェのような大きな庇が印象的、建物外観はそのまま保存活用しつつ、喫茶・売店から総合売店地場産買物処へ改修。屋根は陸屋根塗膜防水・外壁はフッ素樹脂塗装、入口に自動ドアを新設・窓サッシは入替(シャッターは再利用)内部は大幅に改修・コンクリート打ちっ放しからクロス+床シート仕上げへ。売り場スペース以外に湯沸室や事務所スペース等を新たに設け、大幅にリニューアル、工事期間はおよそ3ヶ月。リニューアルオープン後は、お客さんの数も断然増えたみたいです。

 

 

《俳聖殿》1942年(昭和17)設計:伊東忠太

518-0873伊賀市上野丸之内116

http://www.basho-bp.jp/?page_id=50

芭蕉翁の旅姿をあらわす聖堂で、松尾芭蕉の生誕三百年を記念して、故川崎克氏により上野公園に建立されました。設計は築地本願寺などを設計した伊東忠太博士で、上の丸い屋根は旅笠、木額「俳聖殿」が顔、下の八角形の庇は簑と衣装、それを支える柱は翁の杖として、芭蕉翁の旅姿をイメージさせる独特の形となっています。堂内には彫刻家★長谷川栄作氏制作による芭蕉翁瞑想像の原型を、川崎氏が焼成した伊賀焼の芭蕉翁坐像を安置しています。この芭蕉翁坐像は、毎年10月12日の芭蕉翁の命日に行われる「芭蕉祭」の時に公開されます。旅の詩人芭蕉の姿と建築を一つのものとして表現した、日本でも類例のない建物であり、平成22年(2010)12月24日に国重要文化財(建造物)の指定を受けました。

 

 

《上野城》1935年(昭和10)設計:渡邉虎一

https://www.kankomie.or.jp/spot/detail_3574.html

現在の上野城は1611年(慶長16)に藤堂高虎が筒井定次の城地を拡大したもので、別名「白鳳城」と呼ばれる美しい城です。内堀の石垣は、藤堂高虎が築いた高石垣は高さが約30メートルあり日本一と言われています。1896年(明治29)伊賀出身の実業家田中善助が、城周辺の整備を行って公園として住民の憩いの空間とした。1935年(昭和10)衆議院議員であった川崎克の私財により木造三層の模擬天守が建設される。1980年(昭和55年)4月に公開された黒沢明監督の映画『影武者』の撮影現場として用いられた。

 

 

・・・再び「伊賀市役所」にもどってきました。螺旋階段があったり、不思議な大きな石(城の石?)が無造作に置かれていたり、遊び心を感じます。

 

 

・・・最後の目的地、「蓑虫庵」にやっと辿り着きました。