・・・「舞洲」ではありませんが、「フンデルトヴァッサー」つながりを紹介します。
◆【大阪市下水道科学館】◆
554-0001大阪市此花区高見1-2-53/06-6466-3170
http://www.city-osaka-sewerage-museum.or.jp/
下水道の役割をできるだけ多くの人々に知っていただくことを目的に、大阪市の近代下水道事業着手100周年を記念して建設しました。下水の役割を広く知らせる目的で建設された博物館です。下水というとなじみにくいようですが、館内はさまざまなゲームやアトラクションが用意された体験型の施設。子供でも十分楽しみながら、水や下水について学ぶことができます。おすすめのアトラクションは、地階の「地下探検」です。地上・地下・水中、どこでも走行可能なシールドマシーン型の地下探検号で、世界各地の地下の名所を疑似探検します。また、自走式のテレビカメラ型の乗り物で、下水探検しながらゴールまでのタイムを競う「下水道探検ラリー」も。ほかにも、下水道とマンホールを模した迷路の遊具(地階)や、屋上のせせらぎと恒温植物園、海水魚と触れ合える「ふれあい水槽」(1階)など、子供が楽しめる展示物がたくさんあります。
・・・「舞洲スラッジセンター」の紹介展示がありました。
◆【キッズプラザ大阪】◆
530-0025大阪市北区扇町2-1-7/06-6311-6601
キッズプラザ大阪は、日本ではじめての本格的なこどものための博物館です。「こどもたちが楽しい遊びや体験を通じて学び、創造性を培い、可能性や個性を伸ばす」ことを基本理念に、1997年7月に誕生しました。こどもたちがいつ訪れても、新しい発見や感動に出会う楽しい施設、キッズプラザ大阪。開館以来、近畿2府4県を中心に全国各地から毎年40万人を超すお客様をお迎えしています。「カンテレ扇町スクエア」の建物内、1・3・4・5階に入居している。4階・5階の「こどもの街」エリアはオーストリアの芸術家★フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーがデザインした。扇町公園に隣接し、ミラーガラス張りの遊びのあるユニークなデザインは、扇町の一つの顔となっている。
・・・フンデルトヴァッサーは自然を愛し、建築でも自然への回帰を唱え曲線を多用しました。しかし、一般の住宅としては機能面で実際に住むことは難しいかもしれません。そこで、環境や暮らし・エネルギーの面で実験的な取り組みが進められている実験住宅を紹介したいと思います。
■1993「実験集合住宅NEXT21」設計:大阪ガスNEXT21建設委員会
大阪市天王寺区清水谷町6-16
http://www.osakagas.co.jp/company/efforts/next21/
NEXT21第1フェーズから第3フェーズを通じて多くの成果が得られました。
第1フェーズ(1994~1998年度)テーマ:「ゆとりある住生活」と「省エネルギー・環境保全」の両立
第2フェーズ(2000~2004年度)テーマ:地球環境と人の暮らしへの配慮
第3フェーズ(2007~2011年度)テーマ:持続可能な都市居住を支える住まい・エネルギーシステム
第4フェーズでは、2020年頃までの都市型集合住宅を前提として、「環境にやさしい心豊かな暮らし」を追求します。そのために、人・自然・エネルギー、そして住まいの関係性を改めて見つめ直し、「人と人のつながりの創出」 「人と自然の関係性の再構築」「省エネ・スマートな暮らしの実現」を具現化する居住実験に取り組んでいきます。
【江木剛吉(株式会社アトリエE2)】
630-8044奈良市六条西6-11-15/0742(41)4451
http://www.r-green.jp/case/next21/sekkei.html
NEXT21の緑地設計は、江木剛吉さんです。3段階に分けた緑地の構成、池空気の流れ、植栽のディテールなど隅々まで計算されています。
・・・大阪のど真ん中にあるからこそ、実験の値打ちがありますよね。