【東横堀川】
大阪市中央区を流れ、北は土佐堀川、南は道頓堀川につながる全長約3kmの川。天正13年(1585)、秀吉が大阪城築城の際に、外堀として開削した。当時は「新堀」と呼ばれていたが、慶長5年(1600)ごろ、西横堀川が開削されたことを受け、新堀はそれに対し東横堀川と名付けられたとか。東横堀川には★14本もの橋が架かっており、そのほとんどが有名なもの。東横堀川の北端、大川の分流点に架けられ、船の荷積み荷おろしで賑わい、古くから大小の旅宿や料理屋が建ち並んだ★葭屋橋、金融の中心街として西詰め付近に両替商が軒を並べた★今橋、幕府の高札(幕府の法令などを知らせる掲示板)が立てられ人の往来が絶えなかった★高麗橋、船場と大阪城を結ぶ重要な地位を占め、橋詰の北東には西奉行所が設けられた★本町橋など、東横堀川は大阪の主要な場所をつなぐように流れた由緒ある川だ。近年では、この東横堀川の流れに沿って建つ阪神高速道路橋脚柱をライトアップして「光のトンネル」を演出するイベント「東横堀川ライトアップ」なども注目され始めている。
■2015「北浜一丁目平和ビル」/設計:三菱地所設計
541-0041大阪市中央区北浜1-1-14/平和不動産株式会社03-3666-0185
http://www.heiwa-net.co.jp/business/building/0278.html
「大阪証券会館本館」跡地。伊藤博文や大久保利通らによる大阪会議が催された名門料亭★「花外楼」も再入居、2015年初夏に花外楼北浜本店としてオープンした。
【「花外楼」北浜本店】/06-6231-7214
http://www.kagairo.co.jp/restaurants/
花外楼は、天保元年創業。明治8年、日本の立憲体制の礎となる★「大阪会議」の舞台となった料亭。名付け親は木戸孝允。大阪会議の成功を祝って「花外楼」と命名。初代伊助の「誠実」の志を大切に、日本料理の伝統とおもてなしの心を守り続けております。皆様にゆとりあるひとときをお過ごしいただけるよう、一同お待ちしております。
★大阪証券取引所5階「OSEギャラリー」展示室
541-0041大阪市中央区北浜1-8-16/06-4706-0800
http://www.jpx.co.jp/learning/tour/ose/
株式や先物・オプションについて学べる日本取引所グループの施設です。英語も併記した展示コーナーやパネル設置の他、模擬売買も体験できます。学生から投資家まで、さまざまな方を対象としています。大阪株式取引所設立当初の文献や立会場の変遷を垣間見ることができます。株式や先物・オプションの模擬売買を体験しながら、取引の仕組みを学べます。1階アトリウムには株式や先物・オプションの市況情報をリアルタイムに表示しています。現物市場は日経平均株価構成銘柄、JPX日経インデックス400構成全銘柄および関西企業の株価を見ることができます。入口正面には、大阪株式取引所の創設の発起人となった★五代友厚の銅像があります。2004年に建立しました。
・・・この五代さんの銅像は、場所も大きさも、大阪で一番カッコイイ。