【般若窟】
本堂の背後に切り立つ岩壁にある岩窟。役小角が般若経を納めたと伝わる。
◆本堂/本尊の不動明王を祀る。
◆聖天堂(天堂)・拝殿/聖天堂内陣の円檀中央に歓喜天の厨子、その背後の造り付けの厨子には、荒神・十一面観音・毘沙門天が祀られている。
◆多宝塔
◆大師堂/弘法大師を祀る。
◆奥の院/大黒堂などがある。
【観光生駒】
【女町エレジー】
唄:1973吉野さくら、藤圭子、三笠優子、高鳥ちづる
作詞・作曲:石坂まさを
女に生まれてよかったわ
本当はいいことないけれど
せめて心で思わなきゃ
生きてはゆけないこの私
生駒は哀しい女町
・・・「生駒」から「五條」へ。
【重要伝統的建造物群保存地区「五條新町通り」】
奈良県五條市
http://www.city.gojo.lg.jp/www/genre/0000000000000/1331022544137/index.html
五條新町通りやその界隈には17世紀の初頭から18世紀にかけて建てられた町家が集中して、近世の町なみを考える上で貴重な民家群を形成しています。五條新町通りでは、江戸時代、明治時代、大正・昭和初期、昭和戦後と、約4世紀にわたる民家の移り変わりの様子をみることができます。生活様式などの変化にともなって改築され、古い姿そのままの家は少なくなっていますが、家の構造にまで及ぶ大きな改造はされていないため、町なみ全体としては伝統的な姿を保っていると言えます。五條新町周辺のように、実際に住宅や商店などとして今も使われている建物そのものによって、江戸時代初期からの町なみの様子を知ることができるところは全国でも希少で、ここに五條新町の町なみの重要さがあります。みなさんの五條新町通りは、重みのある民家が多い事とその長さにおいて日本一であるとも言われているのです。
★「はならあと2015五條新町」
五條新町の町並みは、街道沿いのものとしては国内最長と知られていますが、実際にそこを歩いてみると、まるで江戸時代にタイムスリップしたような風景が広がっており、驚くほど町の様相が変わります。そんな歴史的な町家・町並みに、斬新な発想や未来を予感させる現代アートの表現者たちを呼び込み、その作品を組み合わせることで町が今までと違う表情や機能を持ち、可能性が広がると考え過去4回のはならぁとに参加しました。毎年作品によって表情を変え、全く異なる空間に変身する町家。今年は新町通りにある町家で新進気悦の作家の作品展示に加え、屋外を使用したインスタレーションを行うことで、町家だけでなく、新町通り周辺が普段とは異なる空間に変身します。ぜひ、五條新町にお越しいただき、普段とは違う町家と町並みの新たな表情を楽しんでください。
◆「中家住宅」
637-0042奈良県五條市五條1-9-25
五條村の庄屋さん宅で1704年築。文化財として奈良県に指定されています。こちらの建物は、わが国最古の棟札の有る民家とされている栗山家住宅より100 年ほど後のもの(とはいえ築300年)ですが、元禄の大火の後建てられたので、周りからの類焼を防ぐための対策に十分配慮した、木部を出さない漆喰塗り構造となっています。
★「理(ことわり)」作:河瀬和世
http://hanarart.jp/2015/archives/460
記紀の時代から続く五條と吉野川。町家の内外に自然界が自らの意思を持って成した水の径を表現します。