・・・最後にとっておいた1階「金庫」の中の作品を観に行きます。
・・・本当はもっともっと「ゆっくり」したかったのですが、あまりにも満喫し過ぎて、外に出て一息入れる必要がありました。幸い、
◆「香風園」
762-0044香川県坂出市本町1-3489-2/0877-44-5017都市整備課
http://www.city.sakaide.lg.jp/soshiki/tosiseibi/kouhuuen.html
香風園)は、明治41年から43年にかけて坂出市の旧家の別邸の庭園として造られました。時代も移り昭和30年に坂出市が買受け広く市民に開放されるようになりました。その後老朽化とともに平成元年着工の鉄道高架事業により公園の一部が側道に整備されたことをきっかけに坂出駅周辺整備主要プロジェクトの一環として、平成11年から2カ年をかけ築堤当時の名園に復元、整備されました。この香風園は、江戸時代に多く造られた大名庭園と同じ様式の池泉回遊式の日本庭園と多目的に利用できる芝生広場を中心とした洋風庭園が造られていて、和と洋、両方の文化を楽しむことができます。この日本庭園は、明治中期・後期に県下においても各地に築堤されましたが、ほぼ原形を維持して現在残っているのは非常に珍しく、数多く植栽された木々とともに園路や灯篭、橋などが設けられ、園内を巡りながら情緒あふれる景色を鑑賞できます。
◆1922【鎌田共済会郷土博物館】◆登録年月日:19981211
762-0044香川県坂出市本町1-1-24/0877-46-2275
大正7年(1918)に創立された鎌田共済会は同11年(1922)に図書館、同14年(1925)に郷土博物館、昭和2年(1927)に社会教育館を設立するなど、様々な社会事業を行っていました。現在、当館では戦前に活動していた調査部収集資料や坂出塩田を築いた久米通賢関係資料などの資料約6万点を収蔵し、展示しています。現在の博物館はもともと図書館であった建物を改装したもので、平成10年(1998)に国の登録有形文化財となっています。坂出の実業家鎌田勝太郎が慈善育英各種社会教育を目的に設立した財団法人の中核施設。香川県技師富士精一監修の下、竹中工務店の設計施工になる。我が国初期の財団法人の活動事情を示す遺構で、初期の本格的鉄筋コンクリート造図書館建築としても貴重。
・・・「郷土博物館」は残念ながら休館でしたが、余韻にひたりながら坂出の町を散策することにしました。