硝子物語(5) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・「熊野街道」巡りで「和泉市」を訪問する機会も多く、以前より行ってみたいと思っていた「佐竹ガラス」にお邪魔しました。


さたけ1


佐竹ガラス

594-0005和泉市幸2-11-300725-41-0146

http://www.satake-glass.com/

国内に二つしかないバーナーワーク用ガラス棒製造販売会社の老舗。1927年(昭和)設立。ガラスロッドメーカーとして知られている。社屋は国の登録有形文化財に登録されている。ガラスの製造・販売のほか、バーナーワーク用品の販売も行っている。


さたけ2


・・・ガラス細工に興味があるのなら「ガラス工房」が近くにあるので、行ってみたらどうですかと紹介されたのが、

佐野邦巳子

http://www.city.osaka-izumi.lg.jp/h25buchototteoki/bocho_006/garasukoubousyoukai.html

和泉市の伝統工芸の一つであるガラス細工は、和泉市北部地域で明治以降、様々なガラス製品が職人さん達の手で作られ、昭和中頃まで地場産業として多くの方々が携わってきたそうです。しかしながら、現在では職人の高齢化が進むなかで、熟練したガラス職人の数は非常に少なくなってきておりますが、ガラス工房”邦では、ガラス細工の体験工房として和泉市が誇る伝統工芸のアピールを担っていただいております。和泉市で生まれた網目細工技法(故奥村松次郎氏発案)を日々鍛錬しているガラス工房”邦”の代表を務める佐野邦巳子氏は、奥村松次郎氏の孫弟子にあたります。工房での体験は、初心者からのとんぼ玉から動物などのガラス細工や網目細工まで、いろいろな作品を作り出すことができます。工房で使っているガラス棒は和泉市の戦前から営業されている佐竹ガラスで製造しているものです。色も160色と豊富で、灯油バーナー(信太ランプ)との相性も良く、動物や網目細工には欠かせないガラスです。ガラス工房“邦”は、平成22年度にコミュニティ活性化を目的とした店舗使用者の募集(プロポーザル形式)により入居していただき、より多くの和泉市及び近郊の市民の方に身近に伝統工芸であるガラス細工を体験していただくことや、後継者育成に力を注いでいる工房です。体験される方の年齢層は、幼稚園児から80歳の方々まで幅広い世代の方にご利用いただいています。


さたけ3


ガラス工房

和泉市王子町3丁7番11棟102号090-5962-3238佐野邦巳子

http://blog.livedoor.jp/garasukoubou_kuni/


さたけ4


◆「ゆう・ゆうプラザ(人権文化センター)

594-0023和泉市伯太町6-1-200725-44-0030

http://www.city.osaka-izumi.lg.jp/kurasitetu/sisetsu_hall/1317257733112.html

すべての人々の人権が尊重され、あらゆる差別のない人権文化豊かな社会を築き、市民の福祉の向上並びに生涯学習及び地域交流の促進を図るコミュニティの場としてご利用していただく施設です。


さたけ5


【参考】日本人造真珠硝子細貨工業組合

594-0006和泉市尾井町2-2-190725-41-2133

http://brand.sen-shu.com/jpga/

和泉市の人造真珠は全国シェア80%以上で、人造真珠とガラス工芸が和泉市の地場産業の一つです。人造真珠工業は、明治末期、光珠商であり貿易商であった大井徳次郎氏がフランス製品を入手し、その研究を当時の大阪商品陳列所所長平賀義美氏に依頼したことに始まるといわれています。そして大正にはいると、ガラス玉を原玉とする現在の人造真珠が作られることになり、その後、プラスチックの原玉も使われるようになりました。さらに養殖真珠と同じ貝核を原玉とした「貝パール」と呼ばれる人造真珠も作られるようになりました。現在人造真珠は世界の国々において日本の代表的なアクセサリーとして知られ、独特の高度な技術により優れた製品を生みだしています。

人造真珠の製造工程

http://www.tourism-industry.izumi.osaka.jp/contents/tokusan/jinzousinju_seizou.html


・・・何度かガラス細工に挑戦していますが、なかなか思うようになりません。ぼちぼちやっていくしかなさそうです。