待望のミュージアム(29) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・なかなか行く機会に恵まれなかったのですが、「動楽亭」で久しぶりに落語を堪能した後、「百番」に寄ることができました。


ひゃく1


動楽亭(米朝事務所)

557-0001大阪市西成区山王1-17-6

http://www.beicho.co.jp/

桂ざこば師匠が設けられた寄席小屋で、毎月1日から20日まで昼席を開催。夜も多彩な趣向で催しがあります。



・・・「落語」って、本当におもしろいですね。涙が出てしまいました。


ひゃく2


・・・「登録有形文化財」なのです。


19121925鯛よし百番」/登録年月日:20000215

557-0001大阪市西成区山王3-5-2506-6632-0050


ひゃく3


旧飛田新地の角地に建つ。木造2階建入母屋造桟瓦葺で2階に擬宝珠高欄を巡らし角を隅切りとして玄関に唐破風を付ける。


ひゃく4


内部は日光東照宮陽明門を模すなど各部屋毎に趣向を凝らし大阪歓楽街の殷賑を色濃く今に伝える。小さな中庭をロの字で囲み多数の小部屋に区切、当時の遊郭・料亭独特の間取りです。2階に上がる階段が数箇所あるのは、客同士が鉢合わせしないように配慮したものです。


ひゃく5


複数の宮大工に腕を競わせ各部屋毎に異なる趣向を凝らした襖絵や天井画手の込んだ欄間の彫刻など強烈な意匠ふんだんに配置しています。


・・・料理もおいしかったし、この建物が末永く維持され、お店が続けられることを期待します。