・・・都会の真ん中に、彫刻に特化した美術館がある。なんとも不思議で、とにかく行ってみるしかない。
・・・「江坂」までやって来ました。
【岡山伸也】
大阪府生まれ。住宅・オフィス・商業施設の建築、インテリアデザインと家具デザインを手がける。1979年には境沢孝(インテリアデザイナー)を中心に、横山尚人(ガラス作家)、森豪男(家具・インテリアデザイナー)、岡山伸也(インテリアデザイナー)で前衛デザイングループ「ポエフォルム」を結成。1981年オリジナルデザインの家具、照明器具等の“SINYA”ブランドを発表。ニューヨーク、ミラノ、東京、大阪などで家具の個展開催。
◆1997【彫刻の美術館「スキュルチュール江坂」】◆設計:竹中工務店
564-0054吹田市芳野町13-16/06-6384-8173
http://www.amenity-esaka.com/sculpture/index.html
ここアメニティ江坂は★㈱サンリバーが運営しております。4万2千坪(14万㎡)の土地にゴルフの練習場、テニスコート22面、中国料理『翠園』を含め色々な施設を持っております。この彫刻の美術館『スキュルチュール江坂』もその一つです。阪神淡路大震災の2年後、川北英・内海慎介氏(竹中工務店)によって設計され1997年にオープンいたしました。
・・・入口を入ると、木工作家・ジョージ・ナカシマさんの名品の数々が静かに出迎えてくれます。
【参考】「ジョージ・ナカシマ記念館」
761-0122香川県高松市牟礼町大町1132-1/087-870-1020
http://www.sakurashop.co.jp/nakashima/index.htm
ジョージ ナカシマ記念館は、日系アメリカ人家具デザイナー・ジョージ ナカシマの生き方や、ものづくりに対する考え方、その哲学を、作品を通してたくさんの人に知ってもらいたいとの思いから生まれました。1964年以来、ジョージ ナカシマが世界で唯一その技術を認め、ともに家具製作をしてきた桜製作所が創業60周年を記念して設立。1930年代、レイモンド事務所で建築家として勤めていた時代に設計した軽井沢の聖パウロ教会の椅子、1964年に製作の第1歩としてアメリカの工房から送られてきたサンプルをはじめ、1968年第1回小田急ハルクの展覧会の出品作など、日本とアメリカ双方で製作された約60点の作品を所蔵し、ナカシマの生い立ちをたどる貴重な写真や手紙、ドローイングとともに展示しています。アメリカ、ニューホープの工房以外では、ジョージ ナカシマの作品を鑑賞できる場所として、世界で無二のところと言えます。
※「桜製作所」
桜ショップでは、厳選された素材を使って作られた家具を展示販売しています。素材の特性から二つと同じものはできません。無垢材の職人の手仕事によるオーダー家具を製作して60年、美術館、ホテル、店舗、個人住宅に至るまで手掛けてまいりました。各種オーダーをお受けいたします。職人の手業が光る様々な小物は、特別な贈り物や記念品などにもおすすめです。また、折々の催事では豊かな暮らしのための提案を続けています。