◆24【門真市立歴史資料館】◆
571-0041門真市柳町11-1/06-6908-8840
http://www.city.kadoma.osaka.jp/kyoiku/shisetsushokai/bunka_shisetsu/rekishi_siryo.html
・・・「赤丸ポスト」は、郷土ミュージアムの必須アイテムです。
門真の歴史に関するさまざまな資料を収集・保存するとともに、これらを展示して広く公開しています。常設展「幣原家の足跡をたずねて」「思い出ある門真の民具」や年2~3回の特別展をはじめ、小学生向けの体験学習や一般の方向けの歴史講座も開催しています。
門真市出身の幣原喜重郎(しではらきじゅうろ)は、大正末期から昭和初期にかけて外務大臣として平和外交を推進しました。昭和6年(1931)の満州事変後国際協調路線を唱える幣原は、軍部から「軟弱外交」と批判を受け辞任に追い込まれました。表舞台に返り咲くのは終戦後の昭和20年(1945)昭和天皇の命を受けて首相に就任し、連合国軍総司令部(GHQ)の占領下で憲法草案作成に取り組みます。その後衆議院議長に就任し、現職のまま78歳で亡くなりました。
・・・門真市まで来て、「海洋堂」を素通りするわけにはいきません。
★「海洋堂」
571-0041門真市柳町19-3/06-6909-1051
「創るたのしみをすべての人に」というキャッチフレーズを商いの基本に揚げ、日本一のホビーショップを目指し、昭和39年、一坪半のホビーショップを大阪府★守口市に開業いたしました。昭和57年、既存のメーカーによる商品の販売に限界を感じ、「焼きたてのパンを売るパン屋さんのように、自分たちで創ったモノを顧客の手にお渡しできないだろうか」という発想のもとにオリジナル商品の企画・開発・製造・販売を始めました。
・・・今、世界で日本の「フィギュア」や「アニメ」が大人気です。新しい日本のミュージアムを考えていくうえで、「海洋堂」はとても重要な役割を果たしています。さて、次は「摂津市」へ。
★大阪モノレール「南摂津駅」に井路舟を展示
566-0074摂津市東一津屋13/06-6871-8281(総務課)
http://www.city.settsu.osaka.jp/0000000492.html
大阪モノレール南摂津駅(摂津市東一津屋)構内に、昔、同駅周辺で使われていた「井路舟(いじぶね)」を展示しています。同駅周辺を含む摂津市鳥飼、一津屋地区は、昭和40年頃まで湿田地帯で、刈り取った稲などを載せた舟が行き交う水郷風景が見られていました。湿田地帯の周囲には「井路(いじ)」と呼ばれる水路が張り巡らされており、農道の役目を果たしていました。「井路舟」は、湿田地帯の周囲に農道代わりに張り巡らされていた「井路」を行き来し、リヤカー代わりに肥料や収穫した稲などの運搬に使われていました。同地区の農家にとっては大切な家財道具でした。船底は浅く平らであるのが特徴です。人が乗るときは櫂棒で水路底や土手を押して進み、荷をたくさん積む時には人は乗らず、綱をつけて水路わきの畔から引っ張るなどして使用しました。道路が整備され始める昭和40年頃からは井路に浮かぶ姿は見られなくなり、代わって旧家の軒下に井路舟が吊り下げられる姿が同地区の風物となりました。今回展示された井路舟は長さ6m80cm、幅1m40cm。湿田地帯に数軒あった船大工によって明治時代に作られたもので、井路舟としては標準的な大きさです。昭和42年に集中豪雨で同市内の河川が決壊したさいは、井路舟が避難用に活躍したといいます。
・・・テーマ「大阪市交通局」では「地下鉄」を特集してきましたが、今度は「大阪モノレール」を特集してみたいと思います。