音楽博物館は、2002年4月に旧付属楽器博物館と旧音楽研究所を中核として改組・統合し、新たに総合的な音楽資料の博物館として活動を開始しました。音楽博物館では、次の3分野の関係資料を所蔵しています。
・世界各地の楽器と音楽に関する資料を収集し、展示公開しています。
・日本人が異文化である西洋音楽を受容してきた経緯について、特に、本学が立地する関西での資料を所蔵しています。
・大阪の「天神祭」に始まり、順次、瀬戸内海沿岸地域の同祭に関する芸能などの調査・研究を行ってきました。
・・・水路沿いに遊歩道がありましたので、ちょっと散歩してみました。
◆中央幹線景観水路
平成11年(1999年)中央幹線景観水路の整備開始、「うるおい・やすらぎのまちづくり」を目標とした水辺のオープンスペースとして、多目的に利用できる親水水路が整備されています。豊島公園から旧猪名川にそそぐ寸賀尻樋門まで、モニュメントやベンチなどが適度に配置され、散策コースとしても親しまれています。
●親柱/株式会社アートブレーン
名神口1丁目1番、服部寿町4丁目10番(深田橋)平成4年9月・平成5年2月
人々の生命と生活にとって欠くことのできない『水』をテーマに、都市生活に不可欠の下水路を結びつけたものです。流の方向の二面がしずくの形を使って『水』や『都市下水路』を表し、道路の方向の二面がそれらによって支えられている都市や人間生活を表わしています。上部のブロンズ部分の植物紋様は『水』の恵みを表わしています。
●蝶〔てふてふ〕株式会社アートブレーン
穂積2丁目6番(中央幹線景観水路)平成4年9月
人間の生命や生活に密接に結びついた『水』。そのみずによって育まれる大いなる自然は人間にとって永遠の故郷でもあります。その自然の象徴の一つに『蝶』をとりあげ、人間を取り巻く自然や水との関係を象徴化して、一つの柱状造形の中に表したものであります。放射状のステンレス線は陽光を、しずく模様や波形は水を表して自然の恵みを表現しています。
・・・むむむ、まだまだ続いています。
●陶板壁画(株)ニッケン
庄内栄町1丁目20番(太陽広場)平成5年2月
太陽、土、水など自然の力による収穫を喜ぶ人間の姿を表現した。
●彫刻〔E.T.〕株式会社アート・ブレイン
名神口2丁目1番(中央幹線景観水路)平成5年2月
現在社会を支えている都市基盤の中でも「水」に関わるもののうち下水道は環境保全、水質汚濁防止等には特に重要な役割を果たしている。そこで中央幹線水路を整備するに当り、単に都市下水路としての機能の充足だけでなく,人々が親しめる親水景観水路として整備し、その環境が都市基準整備の中から生まれていることを少しでも意識するようになればよいと思われる。
●エントランスゲート2/エー・エム・アイ株式会社
庄内栄町2丁目21番(名神高速道路豊中IC脇)平成5年2月
名神高速道路豊中IC脇のこのゲートをくぐると、 そこからは、はっとするようなリズム感のある様々な構成要素に彩られた楽しい親水空間を人々は体験できる。非人間的スケールの高速道路とを仕切る結界のごとき機能を持つこのゲートによって、人々はちょっとした緊張感や興奮を高め、今までにない何かしら違う場所に踏み込んだ感じを、 そこをくぐる度に持ってくれることを期待する。
※豊中市「屋外造形物」
https://www.city.toyonaka.osaka.jp/machi/toshikeikan/okugai_zoukeibutsu/index.html
・・・「茨木市」もおそるべしでしたが、「豊中市」もなかなかのものです。別の機会に、あらためて豊中を紹介したいと思います。さて、ふと下を見ると可愛いマンホールの蓋がありました。なんと「マチカネワニ」ではありませんか。そうです、豊中と言えば「大阪大学総合学術博物館待兼山修学館」があるのです。さあ、「マチカネワニ」に会いに行こう。