・・・私の実家は「平野南海商店街」のど真ん中にあります。商店街の名前は昔のままですが、活気と賑わいは祭りの時ぐらいです。そして、「杭全神社」へ行くには、たいてい「本町」商店街を通っていきます。アーケードがあり、雨の日でも安心だからです。
【参考】平野区商店会連盟
昭和49年7月に平野区が東住吉区より分区したことに合わせ、7商店会で発足し、今は平野地区の5商店街(平野本町通商店街振興組合・平野南海商店街振興組合・平野中央本通商店会・平野宮町商店会・平野東商店会)と長吉地区の1商店街(長吉中央商店街振興組合)で活動しています。毎年の区民まつりへの出店などを通して、地域の皆様とのつながりを大切にしながら、地域に根ざした、地域になくてはならない個性あふれる商店街づくりをめざしています。
・・・平野本町通商店街から平野中央本通商店街へと続いています。
◆新聞屋さん博物館(小林新聞舗本店)/大阪市平野区平野本町4-13-3
創業1889年の新聞販売店です。新聞を取り扱った博物館で、平野町ぐるみ博物館の常設館。通常は、大阪市で最も古い新聞販売店「小林新聞舗」であり、月に1日だけ「博物館」として見学できる。号外や附録・過去の重大記事などが展示されています。昭和4年(1929年)に建てられたもので、「小林新聞舗店舗兼住宅」の名称で国の登録有形文化財に登録されています。
【参考】朝日新聞サービスアンカー平野/大阪市平野区流町1-4-1
内環状線(国道479)沿いに、レトロなレンガ造りの新店舗があります。
・・・「全興寺」さんを通り過ぎると、
【無期限で休館中】和菓子屋さん博物館(平野郷菓「梅月堂」本店)
平野郷果や名物平野こんにゃくを手がけている和菓子屋さん「梅月堂」内にある、まちなか博物館。和菓子作りの道具がズラリ展示してある。生菓子や干菓子の木型、焼印など、お菓子作りに欠かせない道具の他に、明治38年製とあるお菓子の見本帳もある。道具を見ていると、平野郷菓がいかにこだわって作られているかが伝わってくる。
弊店は、旧奈良街道で営業していた老舗「太子堂」の分家として明治42年に創業。平野郷菓「梅月堂」として、わが町平野に格別の思いで和菓子創りに励んでまいりました。基本となる素材を厳選して、食の安全と安心を第一に、代々伝わる独自の製法と新しい技術と感性で、弊店独自の和菓子づくりを行っています。そして、なによりお客さまに「美味しいと喜んでいただける和菓子」をお届けできるように努めています。 これからもお客様や地域の皆様に、愛され喜んでいただけるように精進してまいりますので、ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。ただいま、西店のみで営業させていただいています。
※「梅月堂」西店/大阪市平野区平野本町2-12-15/06-6791-1970
【閉店】あめ博物館「あめ嘉」大阪市平野区平野本町4-13-5
創業450年余りの老舗中の老舗店。太閤秀吉も口にしたと言われる“摂州平野飴”お取扱いお店「あめ嘉」の店内にあるまちなか博物館。百年を超えるひやし飴販売機を見ることができ、昔ながらの駄菓子屋さんで扱われているようなお菓子が販売されているのも、“懐かしいお菓子”を展示しているかのような趣き。あちこち巡って疲れた体に、ほんのり甘い飴が体に優しい。
・・・どんどんお店が閉まり、シャッター通りになっていきます。寂しいですねえ。