世界で一番アートなカエル(2) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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ミュージアム(番外編)2


た1


・・・アクリルのケースに入れられたりもしましたが、


た2


・・・やっぱり撤去されてしまいました。


税関の建物を改装して作られたこの美術館には、ピノー氏のコレクションが多数展示されている。像の撤去後は、かつてその場に置かれ、住民たちに愛されていた19世紀の街灯のレプリカが設置される予定だ。だが、美術評論家のフランチェスコ・ボナーミ(Francesco Bonami)氏は伊紙スタンパ(La Stampa)で、「かわいそうな少年の唯一の罪は、現代的だったことだ」と述べ、像撤去は現代美術に対する拒否反応だと批判した。作者のレイ氏は過去のインタビューで、カエルの足を持ち上げ見つめる少年の像は、好奇心と恐れ、嫌悪が混ざった感情を表現していると語っている。だがベネチア市民の間では、かつて若いカップルのロマンチックな待ち合わせ場所だったこの一角を台無しにしたとして、評判が悪かった。一方で、像は設置後すぐに観光客の人気記念撮影スポットとなった。レイ氏は像の恒久設置を望んでいたが、地元議会はもともと一時的な展示だったと述べ、批判の圧力を受けてこの像を撤去したわけではないとしている。この像が最終的にどこに行き着くのかはまだ分からない。


た3


・・・ぜひ、実物を見てみたいものです。


た4


チャールズ・レイCharles Ray

初期はアンソニー•カロやデヴィッド•スミスらモダニズムの彫刻家に影響を受けるが、その後1970年代にはミニマリストのムーブメントに着想を得ている。様々なマテリアルを用いて作品を作ってきたが、人間を模した彫刻は特徴的である。彼は、非常に大きな女性や子どもと大人の大きさが全く均一な家族など、見る者を困惑させるような彫刻を作る。


・・・1953年シカゴ生まれ、私と同じ年齢でもあり応援したいアーティストの一人です。

た5


・・・そして、少年とカエルはいなくなった。