ミュージアム | すくらんぶるアートヴィレッジ

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弥生文化博物館前の彫刻が気になって・・・


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-なかの1


中農美枝子さんの「時のすぎゆくまま」という石彫でした。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-なかの2


ネットで調べましたが、2点ほどの作品がヒットしただけで、どういう作家さんなのかわかりませんでした。残念です。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-なかの3


どうしても行きたかった神社があります。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-なかの4


◆【信太森葛葉稲荷神社】◆

594-0081和泉市葛の葉町1丁目11番47号0725-45-7306

このお宮は正式には、信太森神社、通称、葛葉稲荷神社といいます。創建されたのが、和銅元年(708年)です。そしてこのお宮には、安倍保名と葛の葉姫の悲しい恋物語が言い伝えられています。おとぎ話や伝承の世界の主役にキツネがあります。あくまでもお使いでありますが、葛葉稲荷ではウカノミタマの大神やスサノオ命とともにキツネも神そのものです。昔、大阪阿倍野の里に安倍保名という若者がいました。家の再興を念じてこの信太の森の稲荷へ日参していました。ある日、お参りを終えて帰ろうとすると、一匹の白狐が走り寄って来ました。狩人に追いつめられて助けを求めてきました。保名は、草むらにキツネを隠し狩人達と争いになりました。傷を意識を失った保名が気が付くと、一人の美しい女性に介抱されていました。名は葛の葉といいました。数日後、保名の家へ葛の葉が訪ねてきて二人は心を通わせ夫婦となり、男の子が生まれました。しかし、幸せは長くは続きませんでした。この子が五つとなった秋、子供に添い寝していた葛の葉は眠っているうち、神通力を失ってキツネの正体を現せてしまいました。目覚めた子供はそれに気づく。もうこれまでと葛の葉は口にくわえた筆で歌を書き残して去りました。その歌は、「恋しくは たづねきてみよ 和泉なる 信太の森の うらみくずの葉」夫と子供に宛てたものです母を慕って泣く子を背にした保名は妻の名を呼びながら信太の森に来てみると、以前は見えなかった葛の葉っぱが社面一面に群がり茂っていました。そしてそれらの葛の葉が夫と我が子の声に応えるように葉をそよかせ泣くがごとく、葉のうらを見せてざわめいていました。その子は後、いろんな天皇に仕えられた、陰陽士”安倍晴明”です。


・・・いい感じの神社(境内)でした。さらに、


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-なかの5


舊府(旧府)神社(ふるふじんじゃ)

594-0006和泉市尾井町198

延喜式内の古社であるが、詳細な創建年月や創設当初の祭神は不明。三代実録(901年)に『貞観元年(西暦859年平安時代)五月七日壬戌。和泉国舊府神列於官社。同八月十三日丙申。和泉国無位舊府神授正五位下』と記録されている。江戸時代には「牛頭天王社」とも称され、明治5年に村社に列せられた。大正4年6月23日には葛之葉町の信太森葛葉稲荷神社に合祠されたが、翌年、元の社殿に奉祀した。

若宮社「白狐化石」

祭神は葛葉姫。猟師に追われた白虎が猟師から逃げるため化けた(隠れた)石だという。元々この石は小栗街道(熊野街道)にあったが、昭和22年にこの舊府神社に祀られた。


・・・キツネの化石をナデナデしてきました。