とんで・とんで・とんで(3)
ホッピング・フロッグ
クリーブランド・インディアンスの本拠地プログレシブ・フィールドで2011年の開幕戦(3試合)から1杯30ドル(約2500円)のビール(660ミリリットル)が販売され、話題になった。
オハイオ州で地ビールを生産している小さな醸造会社「ホッピング・フロッグ」の「ボーディシャス・ブラック・アンド・タン」という銘柄。
その名の通りカエルが上に向かって飛び跳ねている絵がラベルで、味とコク、切れのよさが評判だが、「高すぎて毎日は飲めないな」という声のあるシロモノだ。球場ではバックネット裏の最も料金の高いシートの客なら飲んでくれるのでは、と他の2銘柄(15ドルと20ドル)とともに特別席限定で売り出した。
メジャーの球場のビールは普通4ドルから5ドルが相場。結局、売れたのは29杯。「ホッピング」はわずか4杯だったそうだが、それでも球場関係者は大満足。「こうした地ビールはいわば高級ワインのようなもの。今後、気に入ってくれる客は確実に増えるはず」と鼻息は荒いという。
コレクションとして・・・ソーラー模型、太陽光でピョコピョコとジャンプします。