MAKOの城(2)
ペンキ塗り・・・
作ったり塗ったり・・・
疲れは、ペンキ塗りの方がたいへんです。
でも、この美しさは・・・たまりませんねえ。
久しぶりに、油絵メンバーが大きなキャンバスを運び込みました。
お茶の花が咲きました。
お茶はツバキ科に属する常緑樹「チャ(camellia sinensis)」を起源とし、昔から緑茶や紅茶などの嗜好品として親しまれ、わたしたち日本人にはとても身近な存在です。でも、お茶の「花」を見た人は少ないかもしれません。通常、お茶の葉を栽培している茶畑では、茶葉に十分な栄養がいきわたるように、花の部分を早くに摘み取ってしまうため、お茶の花を目にする機会はほとんどありません。でも、お茶は本来、白い椿のような美しい花を10月頃に咲かせます。最近になって、この「お茶の花」には葉にはない特定の成分が含まれていることがわかり、新たに脚光を浴びています。その成分の名前は「フローラテアサポニン」(floratheasaponin)。現在、国内外の機関で研究が進められている注目の健康素材です。島根県では、昔から伝統食として「ぼてぼて茶」が知られています。これは「お茶の花」から煮出した番茶を泡立てたものに、おこわ、煮豆などを入れた食べ物。昔から健康にいいものとして親しまれています。また、京都では「お茶の花を」を天ぷらにして食するという地域もあります。