おほっ(16) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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予言(1)


今年最初のテーマは・・・「予言」です。


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昨年を象徴する漢字は「絆」でしたが、私の心をとらえたのは「想定外」という言葉でした。


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そんなこともあって、「予言」ということに興味をいだいたわけです。


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■古代マヤ文明の暦に基づき、2012年12月に世界が「人類滅亡」を迎えるとする説について、専門家からこの説を否定する声が上がっている。2012年12月の人類滅亡説は、マヤ文明の研究者ホゼ・アグエイアス氏などによって広められたが、メキシコ南部にある古代都市パレンケで開かれた会合では、専門家から、2012年は単純に一つの期間が終わるという区切りに過ぎないという意見が出た。メキシコ国立自治大学のエリック・ベラスケス氏は、「2012年に関する予言はない。これは明確にさせておくべきだ」と語った。また、マヤ暦の解読を行っている豪ラトローブ大学のスベン・グロネマイアー氏は、世紀末を迎えるとされている日は、単純に次の時代への移行を示しているだけだと述べた。マヤ文明で用いられた長期暦は紀元前3114年からスタートしており、1サイクルが約394年という周期をもっている。同文明では「13」という数字は神聖な意味があり、13のサイクルが終わるのが2012年の12月になるという計算になる。


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■メキシコ南東部などで栄えた古代マヤ文明を巡り、「マヤの予言」とも呼ばれる終末論が話題になっている。マヤの暦の一つが2012年12月21~23日に区切りを迎えるとしていることから、これを「人類滅亡の日」と解釈する説があり、残り1年を切ったからだ。メキシコの国立人類学歴史学研究所は「世界が終わると解釈するのは間違い」との見解を発表し、終末論の拡大防止に躍起だ。メキシコ南部チアパス州タパチュラに設置された高さ2.5メートルの「終末時計」は21日、1年後に向けたカウントダウンを開始。ユカタン州には「世界の終わり」を信じる外国人が「放射能汚染と細菌から身を守るため」として、人里離れた集落もできているという。メキシコでは12年に500以上のマヤ関連イベントが計画され、「終末論」で世界の注目が集まることを期待する声も。マヤ文明の遺跡を訪れる観光客は例年の2倍以上の5200万人に達するとも予測されている。


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■ホピ族(Hopi)は、アメリカ・インディアンの部族のひとつ。「ホピ」とは彼らの言葉で「平和の民」という意味である。マヤ文明の末裔とされ、神に導かれ現在の地にやってきたのが1000年前のこととされる。「ホピの予言」として、神からの様々な預言を伝承している。現在から未来にかけての予言は「世界は今物質への強欲のためにバランスを失っており、このままでは世界は終わる。」という警告であった。正しい道を選べば発展の道が残されているという。2012年に人類の滅亡がうたわれたきっかけはこの予言なのだがこの部分をホピ族は全く発言していない。

原子爆弾についても予言がされており「灰のつまったひょうたん」と表現されていた。また、「東に黒い太陽の昇るとき、ホピは雲母の家に向かい、世界は滅びに向かう」とあった。第二次大戦の後に、トマス・ベンヤクヤたちホピの長老は環境破壊と地球の危機を訴えるため、ニューヨークの国際連合に向かった。このとき、インディアナ州の工業都市ゲーリーの、スモッグと煤煙に煙る空に、黒い太陽が昇るのを見た。そして、ニューヨークに着き、国連ビルを見た彼らは、それが「雲母の家」だと悟り、有名なホピによる全世界への呼びかけを行った。2011年年11日の東日本大震災後、Hopiより日本及び世界へ向けて公式メッセージが発せられた。

ホピ族の長老たちは、日本の津波や地震災害に関し、全世界にメッセージを公開しました。彼らは、私たちの未来、そして、人類がこの困難な時代を克服するための叡智を、このメッセージで伝えています。


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■公式表明文から

ホピは今、バランスを失ったこの世界で危機に直面した日本の人々のために、そして世界の人々のために祈っている。誰もが母なる地球の大きな変化の時のなかにおり、今起きていることはすでにわれわれのエルダーによって以前から予言されていた。予言も、儀式も、地球のわれわれの聖なる大地が泣いていることを伝えている。そして子供たちは、彼らの未来のためにホピがいのちのバランスを回復してくれることを求めはじめている。
ホピとして、われわれは、あなたがこの仲間に加わり、母なる地球とすべてのいのちのバランスをとるための祈りの輪に加わることを求める。たくさんの祈りを とおして多くの良きハートと共に祈ることで、われわれのエルダーたちが言っていたように、この間に起きた出来事の衝撃を軽減することが出来ると信じている。
ダライ・ラマや世界の人々と共に、日本と地球とすべてのいのちのために癒しを送るための祈りに、われわれはホピとして加わる。この変化の時にあって、世界のすべての人々に、よりバランスのとれた生き方に戻ることを求める。
われわれのエルダーたちは、この幾多の変化のなかをいかに通り抜けるかについて、導きを与えてくれていた。人類は今すべてのいのちが従うことになる細い道を選びつつあり、われわれはいずれこの日が来ることを知っていた。
ホピは言う。われわれがこの変化の時を通り抜けていけるための道はあると。
それは、地球を敬い、そのすべてのいのちを敬い、母なる地球の上を優しく歩くことだと。
われわれのハートを未来に繋がるこの細い道の心とひとつにもう一度つなぎ直すことだと。
子供たちの未来の世代のすべてのいのちのために、庭で作物を育て、それに水を与えることで、われらの聖なるいのちを敬い、あなたのハートを母なる地球を讃えるホピに繋ぎ合わせてください。
カワク・ワ ロロマニ(ありがとう。未来に良きことが起こりますように)

リー・ウェイン・ロアマイェステワ/キクモングイ シュンゴパヴィ村チーフ/ホピ・ネーション