ぷかっ(1) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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その日を境に、きっぱりと「断煙」せざるを得なくなったのですが、これまでの「喫煙」人生を考えると、あまりにも「みもふたもなく」、味気ない・色気のない幕引きだと思うわけです。煙草に未練があるのかもしれませんが、これまでのすべてが「×」だとは思っていません。ということで、あえて「ぷかっ」シリーズを開始することにしました。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-みふね1


三船敏郎(昭和27年)撮影:土門拳


・・・私は、昭和28年生まれです。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-みふね2


私の祖父母は「煙草屋」を営んでおりました。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-みふね3


写真家:杵島隆さんの超有名な広告です。土門拳さんからも大きな評価を受けておられましたが、広告写真の方へと進まれることになり、土門さんが激怒されたとか・・・


2月20日午前0時2分、敗血症のため東京都新宿区の病院で杵島隆さん死去、90歳。米カリフォルニア州生まれ。自宅は新宿区富久町2の7。近親者で密葬を行い、後日お別れの会を開く予定。喪主は妻節子さん。広告写真などの分野で活躍。1976年に日本写真協会年度賞を受賞した。代表作に写真集「蘭」。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-みふね4


文士には煙草が似合う・・・松本清張さん


1992年小脳出血で倒れ、東京女子医科大学に入院されました。一時は回復の兆しが見られたものの、残念ながら8月4日深夜にお亡くなりになりました。最後の最後まで創作意欲を抱いておられたようです。奥様、お子様方に囲まれた静かで、穏やかな最期でした。若いときに苦労し、41歳で作家デビューをした先生は世に多くのベストセラーを書き、昭和から平成にかけての現代社会を如実に表現してきた作家だと思います。昭和30年代の日本は高度成長期で、もくもくとのぼる工場の煙で、すす汚れた北九州の街並みを想起させます。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-みふね5


煙草という文化があったから?「禁煙ポスター」などというものが考案されたわけで・・・


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-みふね6


健康に良くないことがわかっているのに、なかなか「禁煙」「断煙」しないシブトイ喫煙者が多かったから、より効果的・刺激的なアイデアが工夫されるようになったとも言える。


・・・人類の歴史は、「金庫破り」と「金庫屋」との闘いである。