ちょこっと府立大学へ
これまで何度も訪れている大阪府立大学なのに・・・
今日まで気が付かなかったとは情けない。
調べてみると・・・
「堺・アートクルーズ」というサイトに以下のような解説が掲載されていました。
http://sac.sakai.ed.jp/index.html
作者は国際的に活躍する環境造形作家。大阪府立大の依頼で学術情報センター前の広場にこの作品を自身で組み立てた。基本材は光る金属パイプと細いワイヤー。高さ6メートルの塔には支柱はなく、いくつもの等辺三角形を形成するワイヤとパイプの張力で支えあって、かすかに揺れる。足元に照明があって夜間にライトアップされると不思議な造形となる。EQ(等辺振動)とは自然界の空間力学の一つで、「浮遊する圧縮の構造」と作者のコメントが残っている。
「私が関心を持つのは、自然の最も根本的な側面で、空間における力のパターンです。私は自分の芸術作品を“浮遊する圧縮”の構造と呼んでいます。Equilateral Quivering Tower(等辺振動塔)は、私の円筒を使ったタワーの作品の中でもユニークなものです。といいますのは、引っ張る部分のワイヤが表面上で等辺三角形を形成しているからです。この作品の原型は1973年に出来上がりました。」
空の記憶/新宮晋(1992年)
谺(ECHO)/泉茂(1992年)
Process/増田正和(1986年)
防御された塔2/CIPAJAK Giogie
Cicle90°漂う中で/松本薫
有名な彫刻家の作品?らしいが・・・
これは芸術作品ではなさそうですね。
●21世紀科学研究機構(人間社会学部言語文化学科兼)准教授・山東功先生の話
学内のアートは、創立35周年など記念の折々に設けられたものが多いですね。現代アートが主流となっているのは、アートの育成という意味合いに加え、大学が保有する永遠性、つまり将来に目を向けていくという意味で、懐古的な作品よりも現代アートがふさわしい、ということでしょう。たくさんの価値あるアートがあるにもかかわらず、これまで広報が十分ではなかったので、今後は、学生はもちろん府民の皆さんにも親しんでいただける方法を考えていきたいと思います。また、当学には、多数の貴重な和本や古書類などの所蔵物があり、随時企画展を催し、その一部を公開しています。散歩がてらにキャンパスを訪れ、そういったオープンな部分に触れながら、皆さんの学びに活用していただければと思います。キャンパスアートが、その入り口となれば幸いです。