クレパス(5)
サクラクレパス/地方色クレパス・シリーズ【色彩紀行】12都市セット
いつから絵を描かなくなったのだろう。絵が下手だから?大人になったから?はずかしいから?絵ってきれいに描くものだと勘違いしていませんか。そう絵は楽しく描くものです。そんな楽しみを黒田征太郎さんと日暮真三さんが色の物語を作って思い出させてくれました。同じ赤でも微妙に違う。大阪の赤は「えんじいろ」だし、沖縄の守礼門の赤は「しゅいろ」だし。それぞれの都市にそれぞれの色、72の色の物語を楽しんでください。
●全国12地方(北海道、仙台、東京、横浜、鎌倉、金沢、名古屋、大阪、神戸、博多、長崎、沖縄)それぞれの景色や名物にちなんだ色のクレパス6色と、それら色のイメージをイラストとストーリーに記したミニブック付きのセット。
●デザイン会社K2の長友啓典氏(アートディレクター)・黒田征太郎氏(イラストレーター)と日暮真三氏(コピーライター)、サクラクレパスのコラボレーション商品。
■日暮真三(ひぐらししんぞう)コピーライター・作詞家
1944年生まれ。『無印良品』のネーミングで第一回日本ネーミング大賞優秀賞受賞。ほか『自然はおいしい。農協牛乳』などのネーミング、NHK「おかあさんといっしょ」の体操の歌『あ・い・うー』の作詞など多数。
■黒田征太(くろだせいたろう)イラストレーター・画家
1939年生まれ。ニューヨーク在住。心斎橋アメリカ村の通称『鳥人間』など壁画を多数制作。ほかホスピタルアートや絵話(かいわ)教室などアーティスト活動を展開。1994年より『忘れてはイケナイ』物語り』プロジェクト開始。
混色の指導において、このような「ネーミング」を生徒にさせてみるのもおもしろい。
サクラクレパスの開発にあたって、その頃のクレヨンと言えばアメリカ製の「クレイヨーラ」があったと思われますので調べてみました。
ベニー&スミス社の歴史には、クレイヨーラというワックス・クレヨンを開発したのは1903年(明治36)とあります。このアメリカ製のクレイヨーラを、東京・神田の駿河台下にあった五車堂が輸入したのが大正6、7年頃であったというのが通説です。五車堂は現在ありません。
そのクレイヨーラの古い画像の中に・・・なんと「カエル」がありました。いろいろ調べてみましたが、どのようなクレヨンなのかわかりませんでした。BIGという文字が見えますし、他のものと比較すると太巻きクレヨンであることは間違いありません。子ども用に発売されたものと考えられます。
新カエル・コレクションです。このカエル・・・一目惚れしました。
BRIO・北欧製玩具・マイファーストフロッグセット・レールトイMy First set・Frogster
スウェーデン王室にも愛されているおもちゃメーカーBRIO。その老舗ブランドから誕生した「生まれて初めて」車で遊ぶためのセットです。布製のぬいぐるみの中に、木製の車が収納できる仕様で、外出先にも気軽に持っていくことができます。車両は、付属のマグネット式引っ張り紐で引いて遊ぶプルトイ。仲良しカエルの親子をイメージした、布製の大カエルと木製の小カエル3匹(車両)のセットです。原材料はおもちゃに最適とされるブナの木。高度なスプレー式塗料技術を用いて、環境にも人体にも無害な色付けがされています。特徴的な原色の光沢あるペイントは、18層以上からなっているからこそ。子どもの発育や学習行動を研究している専門家が開発したシリーズです。
■BRIOについて
「BRIO (ブリオ)」の歴史は、1884年、スウェーデン南部のオスビィ村に住むイヴァー・ベングトソンというバスケット職人によって始まった。そして今では世界有数の木製玩具メーカーとなっています。イヴァーは、ものづくりにおいて一番大切なのは品質であると信じていました。常に「良質なおもちゃ」を目指したイヴァーのものづくりの姿勢は、現在もなおBRIOの商品づくりの現場に大切に受け継がれています。BRIO製品の最大の特徴はクオリティと耐久性。ひとつのおもちゃがお父さんからその子供、そして孫の代まで長きに渡って受け継がれても、BRIOにとっては決してめずらしいことではありません。BRIOは、こどもたちの発育を助ける知育玩具メーカーとしても、その開発と研究を長く積み重ねてきた。単に教育のための知育玩具としてだけでなく、こどもたちが楽しく遊べるおもちゃでありたい・BRIOのおもちゃが目指すのは優れたおもちゃのあるべき姿なのです。