シュール考(7)
ルネ・マグリットはベルギーの画家である。ブリュッセルにマグリット美術館があるが・・・
その外壁は、彼の作品そのものである。しかし・・・
全世界共通とも言える「落書き」が・・・
これが、シュールレアリスムの現実であり、シュール以上のシュールなのかと複雑な思いである。
さて、がっかりもしていられない・・・
シュールにとって「窓」は重要なツールである。「扉」も用いられるが、どちらかというと「扉」は、外界と隔てる感が強い。それに比べて「窓」は、外界との・・・まさしく「窓」なのである。
そこで、各作家の「窓」を合成してみた。手前より・・・マグリット、デルボー、ダリそしてエルンストである。
マグリットの年賀状バージョンである。





