水玉・・・草間彌生(1)
油絵に「水玉」を入れるようになって・・・
やっぱり「水玉」の大家を紹介しておかなければと・・・
作品もすごいのだけれど、本人はもっとスゴイ。
松本駅近くで種苗業を営む裕福な家に生まれ、幼いころから草花やスケッチに親しむ。その一方、少女時代より統合失調症を病み、繰り返し襲う幻覚や幻聴から逃れるために、それら幻覚や幻聴を描きとめる絵を描き始める。
絵画の画面や彫刻の表面のみならず、見る者の視界を覆い尽くさんばかりの水玉のモチーフを使うことが特徴。合わせ鏡を用いて光やオブジェを無限に広がるように見せるインスタレーションや、男根状のオブジェを日用品などに張り付ける立体作品も制作している。またファッションデザインや小説執筆などの活動も行う。