きらっ(233) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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蛙グッズ大量入荷(2)


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この雪駄を見つけて、迷わずゲットしました。


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日本の美を「現代服」で表現するプロダクション

UMI株式会社 代表取締役 五関康隆氏

1983年、中央大学経済学部を卒業。アパレルメーカーで大手百貨店の営業担当後、カジュアルウェアーの企画マーチャンタイザーを6年担当し、国内外のアパレル関係のネットワークを形成する。1993年に独立し、商社・紡績会社・アパレルメーカーなどの企画アウトソーシング会社を設立。1997年、自社開発ブランド「ちきりや」を立ち上げ、パリの合同展示会「セム」に出品。それを足がかりに、日本のバイヤーへ売り込み、国内の百貨店や専門店への卸しを開始する。その後日本の伝統的な「手ぬぐい」を基調とした「天多屋(あまたや)」「そら」の2つのブランドを開発。2003年12月に小売を行うため、分社化し「UMI(株)」を新設する。商圏はあくまでも国内だが、「海外でのブランドデビュー」という形をとった。


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自社ブランド「ちきりや」の海外デビューは、国内バイヤーの注目を集めるための一つの「仕掛け」。最初は「企画会社であれば、在庫というリスクを背負わなくていい」と考えていたんですが、続けていくうちに「残るものがない」ということに気づいたんです。企画会社の場合、その企画やノウハウの提供だけになってしまって、それが企業やメーカーに吸収されてしまうと、その時点で「契約終了」になってしまうわけですね。また、外注なので一番弱い立場にありますし・・・。将来を考えた時「リスクを背負っても、自分で作って自分で売る」という原点に戻るのが一番いいのではないかと思い「自分のブランド」を持とうと考えたんです。独立前はマーチャンタイザーとして、海外出張の機会が多かったんですが、海外では、自分達の文化だけでなく、日本の文化を現代風にアレンジし、うまくファッションの中に取り入れている、そんなテキスタイルメーカーやブランドを目の当たりにしました。それは「本来は日本人がやるべきなのではないか?」と考えました。日本の文化を一番理解できるのは日本人なのですから・・・。それが「和」というものを手がけようと思ったきっかけでした。とはいうものの、伝統柄のコピーをしてもしょうがないと思案していたところ、知人の紹介で絵師「増田真知子」に出会いました。ポートフォリオを見せてもらってすぐに「これだ!」と感じました。この出会いが「ちきりや」の誕生でした。モノづくりのノウハウはもうすでにありましたので、商品化するまではものすごく早かったです。出会ってから8ヶ月間でテスト販売や展示会出品までしましたから。


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「限定品」という希少価値を、顧客の「ステイタス」や「満足感」に、デザインについては、あくまでも「プロダクト・アウト」の発想です。当社の場合は20代~30代前半の女性にターゲットを絞って展開していますから「マーケット・イン」だと成り立たないんです。そのターゲットの期待を裏切らないよう、「あっ」といわせるような新しいモノを独自の考え方で常に提案していかなければなりません。ですから、いわゆる「定番」という商品はありません。特に「ちきりや」に関しては、それを強く打ち出しています。例えば、手描きTシャツの袖や裾に「シリアルナンバー」を入れることで「限定品」という希少価値をつけ、それを顧客にとっての「ステイタス」や「満足感」につなげているんです。「天多屋」と「そら」の場合は「どこにもないオリジナルデザインの手ぬぐい」や「いままでにない小物」ということが希少価値になります。ただ、手ぬぐいについては「どう使ったらいいかわからない」という方が多くいらっしゃいますので、ファッションだけでなくインテリアの一部としても取り入れることができるよう、活用範囲を広げられるように提案をすることで顧客との距離を縮めるようにしています。オフィスの移転先に「横浜」を選んだのは、横浜は「文化の行き交う街」というイメージがあり、当社のコンセプトである「新感覚ジャポニズム」をここから発信したいというこだわりがあったからです。また、非常に抽象的な言い方になりますが「空気感」が違いますね。東京だと「ピリピリ」とした感じなんですが、横浜はなんとなく「ゆったりとした空気が流れているな」と感じます。そういった環境の良さも移転先に選んだ理由の一つです。オフィスが海に近いせいなのかもしれませんが、当社を訪れる方にもよくそう言われます。物理的な面では、行政機関が歩いていける場所に集中しているので非常に便利です。東京から移転してきたのでそれは強く感じます。5年後の「東証マザーズ上場」が今の目標です。それと共に、直営店を30~40店舗に増やし、年間売り上げを30億円まで伸ばしたいと考えています。もちろん横浜での出店も検討しています。


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江戸の職人絵画に魅せられた絵師「増田真知子」の日本画を、服に表現したブランド ”ちきりや”、独特のプリントや染めの手法で着物や扇子にあるような日本の伝統的な和をモダンに描いたTシャツやデニムなどのカジュアルがメーンのブランドです。大胆な構図を活かす為、袖や脇の境にかけて描かれる場合もあります。1点1点手作業による加工の為、その際に生じる色むらや色落ちが“味”でもあります。


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