どきっ(361) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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プエルトリコ蛙


ないき1


アデイダスのカーミットがゲットできなかったので、プーマのポイズン・フロッグを購入したのですが・・・さらに、ナイキのカエルを発見。エアーフォース1のプエルトリコです。


ないき2


どうして、プエルトリコがカエルなのでしょうか?


ないき3


コキ/COQUI

プエルトリコの代表するカエル、というよりプエルトリコを代表する生き物といってもいいかもしれません。オフィス街や観光地区真っ只は別として、少し住宅地に入ってちょっとした茂みならどこでも、夜になるとその声を聴くことが出来ます。時にプエルトリコの人達は自分をこのカエルくんになぞらえて歌をつくったり、自らを語ったりするくらいプエルトリコには無くてはならない身近な生き物なのです。プエルトリコにしか生息してない、とか言われたりしますが、よく分かりません。ただプエルトリコには全部で16種類がいて、その内13種類が国有林の森の中に住んでいるとの事です。このコキ君の特徴は2つあります。一つは水かきがない。つまりあまり泳いだりしなくて茂みの中ですごすというわけです。も一つはおたまじゃくし時代が短いのです。卵から生まれた後、 あっという間にしっぽが短くなってすぐカエルになってしまいます。きっと茂みの中のほうが安全だったのかもしれません。大きさは1.5cm1から8cmくらいまでらしいですが、普通サンファンで見かけるのはせいせい3-4cmくらいのかわいいやつです。でも、とても臆病なのでなかなか遭遇しません。でも平野部でも山の中でも湿気の多い 熱帯雨林地帯から乾いた南部まで、中にいるコキ君。昼間は寝ていて夜になると、一斉にパーティーを始めるコキ君、でもじつは根はシャイで、でもどこでも出現する図太いところもあって、プエルトリコを代表するにふさわしい、と思います。

コヤスガエル (Eleutherodactylus) と呼ばれるカエルの仲間がいる。ユビナガガエル科(Leptodactylidae)のミズガエル亜科 (Telmatobiinae)に属している。その中のコーキーコヤスガエル(Eleutherodactylus coqui、コキーコヤスガエル、コキコヤスガエルとも呼ぶ)は、卵を産むとそれをオスが守るという面白い習性を持つ。卵の数は多くはなく、ちょうどまんじゅうを三十個前後かためて置いたような形で生み付けられている。それに覆い被さるようにしてオスはその卵を守るのだ。乾燥や散逸をしないように守るという。面白いことに、そのオスの様子をメスが監視しているのだ。このカエルの最大の特徴は、卵からいきなりカエルが生まれることだ。通常はオタマジャクシを経てカエルになるというのが「常識」であろうが、その例外なのだ。したがって、水中に産む必要がない。卵を観察していると、内部が透明になり、中にカエルが出来て来て、透明な卵のカプセルを破って外に出てくる。その大きさは、まち針の頭ほどしかない。コーキーコヤスガエルはもともとはプエルトリコのカエルで、そこではもっとも普通に見られるカエルだというが、フロリダにも広がり、今はハワイに侵入して鳴き声がうるさく、しかも生態系のバランスを破壊するほど繁殖しているために問題視されているという。その大きさは、1.5~8センチ程度という。カエルの多様な生態は想像を超えている。なお、数年前、コヤスガエルの何らかの種が、世界最小のカエルとして、東京のサンシャイン水族館では紹介されていた。展示されていた正確な名称は不明である。一円コインよりも小さいことを示す写真が示されていた。