蛙の楽器・・・
■鳴きガエル (Frog Rasps)
ゲロかえるとも言う。木製の蛙は雨乞いの儀式用から楽器に発達したもの。民族楽器の演奏にこの蛙も一役かいます。口にくわえた棒で背中のギザギザをこする事で、"ケロケロ"と鳴き打楽器の"ギロ"のようなパーカッションになります。蛙の頭部を叩くと木魚のような音がします。
現在、この鳴きガエルを大小いくつか所有していますが・・・おおむねよく似た形のものばかりです。
ところが上のようなスタイリッシュな鳴きガエルを発見しましたので・・・もちろんコレクションに加えることにしました。ゲロゲロ
■マンドゥュク
ヒンドゥー語で蛙の事。音が蛙の声に似ていることから付いた名前だそうです。
このマンドゥュクは、日本では民芸店などでセミの声に似ているとして、その形もセミのように羽根をつけて売られています。まわし方が速いと確かにセミなのです。しかしゆっくり回すと・・・カエルのように聞こえるわけです。ただ、形としてカエルのものはほとんど見受けられなかったのですが、とうとう上のカエル型のものを発見しました。
もっとも簡単な蛙楽器として竹製のカスタネットがあります。
子ども用として、様々な形のものが売られています。まず木製です。
プラスチック製です。
これも木製です。ちょっと違うのは、一般的に蛙カスタネットでは蛙の口側が開いているものなのですが、これは目玉側が開いているところです。
木製です。さて、同じ形なのですが・・・
このカスタネットは今までのものと違って・・・
カスタネットの材質で音がなるのではなく、スイッチになっていて実際に蛙の声がでるというものです。