逃がした蛙は大きかった?
茶室・あまみ草庵の整備にあたっては、様々な蛙グッズを集めました。さらに、茶道・香道・書道へと展開する中で、オークションを探しまくりました。そんな中、以前から欲しいとねらっていたネクタイに出会ったのですが、惜しくも逃してしまいました。このネクタイは、ボストン美術館のミュージアム・グッズとして販売されたもので、もう現在では入手できないものなのです。悔しい・・・
■ボストン美術館 (Museum of Fine Arts, Boston)
ボストン美術館は1870年地元の有志によって設立され、アメリカ独立百周年にあたる1876年に開館した。王室コレクションや大富豪のコレクションが元になった美術館と異なり、ゼロからスタートし、民間の組織として運営されてきたという点は、ニューヨークのメトロポリタン美術館と類似している。所蔵品は50万点を数え、「古代」、「ヨーロッパ」、「アジア、オセアニア、アフリカ」、「アメリカ」、「現代」、「版画、素描、写真」、「染織、衣装」および「楽器」の8部門に分かれる。エジプト美術、フランス印象派絵画などが特に充実している。
ボストン美術館は、仏画、絵巻物、浮世絵、刀剣など日本美術の優品を多数所蔵し、日本との関係が深いことでも知られる。20世紀の初めには、岡倉天心が在職しており、敷地内には彼の名を冠した小さな日本庭園「天心園」が設けられている。入場料は大人17USドル。なお、入場時の半券は10日間有効で、再訪時に無料で入館することができる。
■名古屋ボストン美術館は、ボストン美術館所蔵の優れたコレクションを恒常的にわが国に紹介する唯一の施設です。美術鑑賞の場を広く提供するとともに、伝統あるボストン美術館の広範かつ高水準の美術館活動との提携を通じ、日本の文化振興並びに日米文化交流の進展に寄与することを目的とします。