どきっ(143) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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竹光(たけみつ)


たけみつ1


これは竹刀(しない)です。竹の弾力を生かした素晴らしい道具だと思います。しかし、私が今こだわっているのは・・・竹光(たけみつ)なんです。貧しい下級武士が食うに食われず刀を質入して、腰には武士の誇りである刀を差してはいたが・・・残念ながら、それは竹光だったという、そんな思いをこめて竹光づくりをしようと考えているのです。


たけみつ2


そのことに思い至った理由は、この鍔(つば)をゲットしたからなのです。


たけみつ3


こんな鍔もオークションで発見しましたが・・・ちょっと高価すぎたのであきらめました。とにかく、ゲットした鍔で竹光を作ることにしました・・・お楽しみに。


たけみつ4


さて、茶室の炉や火鉢に用いる五徳なんですが、どうしてひっくり返して使うのでしょう?


たけみつ5


普通?はこのような状態で使うはずなのです。いろいろ調べてみますと、もとは「くどこ」と呼ばれていたそうで、茶道に用いる際に逆さに置くようになったので「くどこ」を逆にして「ごとく」と呼ぶようになったとか・・・


たけみつ6


この五徳にもいろいろあって、ウサギの五徳なんかも発見しました。当然、カエルもあるだろうと探したのですが見つかりません。そこで・・・


たけみつ7


このような植木鉢台がありましたので・・・これって五徳になりそうですよね。ということで、茶室「あまみ草庵」には蛙グッズが次々に増殖中なのです。