ぎょ(666) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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奈良県五條市(2)


ごじょう1


和歌山県橋本市から東に行くと、奈良県五條市です。


ごじょう2


■五條市 奈良県の中西部に位置し、市の中央部を清流吉野川が貫流し、市の北は金剛山、南は吉野連山に囲まれた緑と水と人情豊かなまちです。古くから大和と紀伊を結ぶ交通の要衝として文化が芽生え、古墳・社寺・仏閣など数多くの文化遺産が築きあげられてきました。また江戸時代には、城下町・宿場町・市場町として繁栄したことにより五條の町としての基礎が形成されました。


ごじょう3


ここの町並みをゆっくり見学したいと、ゴルフの行き帰りに思っていました。


ごじょう4


予想通り、素敵な町並みです。


ごじょう5


■日本最古の町並・民家「新町通り」

新町は慶長13年(1608年)二見城主松倉重政が城下町の振興莱として、年貢諸役を免許して商売を行いやすくしたため、当時新町には西町31、中町42、東町22、合計95棟の家が立ち並び、月2回の市が立っていた。重みのある古い民家が多いことその古さにおいて、新町の町並「約1000m79棟」は全国第1位に位置づけられる。


ごじょう6


今から約400年前、慶長12年(1607年)の棟札をもつ、栗山家住宅は建築年代が明らかな日本表古の民家として国の「貢要文化財」に措定されている。また、1704年建築の中家住宅は「県指定文化財」となっている。江戸時代の五條は奈良への中街道・下街道や伊勢街道・西熊野街道・紀州街道などの要街にあり、紀州藩の参勤交代や高野山詣り、犬峯山請りなど四方の旅客が行き来し、吉野川を利用する水運の便もよく、交通の中心地として物資が五條に集まり、質屋や三商売(古手・古銭・古道具商)のような庶民金融機関や油紋りや肥料商、酒造、荒物、瀬戸物、材木など62の商売におよび、宿場町・市場町としての近世の五條の町が碓立した。寛政7年(1795年)、徳川幕府は五條に代官所を設置し、天領として宇智・宇陀・吉野3郡を支配、南和地域の改冶・経済の中心地となり、幕末まで人・物・情報の集まる所として繁栄した。現在でも、家並みはその当時の面影を色を濃く残している。


ごじょう7


新町をゆっくり抜けて、吉野川に出てみると・・・


ごじょう8


なんと・・・初夏の陽気の中を鯉のぼりたちが悠々と泳いでいるではありませんか。


ごじょう9


もう5月も終わりです。暑い暑い夏が、もうそこまで来ています。


ごじょう10


鯉のぼりを眺めながら、往く春を楽しみました。


ごじょう11